インタビューココだけ | テスラノート

TVアニメ『テスラノート』小原好美(根来牡丹役)×前野智昭(高松隆之助役)×中井和哉(氷見恭平役) スペシャルインタビュー【後編】[『テスラノート』特集サイト 「テスラノート 諜報部報告書」]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

好評放送中のTVアニメ『テスラノート』。スパイアクションものとして盛り上がる物語もいよいよクライマックスへ突入! 驚きの展開の連続の先には、どんな結末が待っているのか? 今回は、メインキャラクターである根来牡丹役の小原好美さん、高松隆之助役の前野智昭さん、氷見恭平役の中井和哉さんのインタビュー後編をお届け。衝撃の展開に合わせた、キャラクターを演じる側の心情の変化、そして多くのチャレンジを行った作品が終わることへの思いを語ってもらいました。
(※第10話までのネタバレも含まれますのでご注意ください)

──物語もクライマックス目前ですが、第5話以降の展開の中では、それぞれどのあたりが重要なポイントだと思われますか?

小原牡丹の目線で言うと第8話が重要でしたね。大変な任務を乗り越えて。敵であるピノが死んでしまうわけですが、その事件は彼女の中で相当衝撃的だったんでしょうね。その結果、これまであんなに頑張ってきた彼女が、エージェントを「やめる」って言い出して。このエピソードまで、彼女の生い立ちはわからないまま演じてきたんですが、それがついに明かされ、彼女が一番知りたかったであろう母親との関係性っていうのが見えてくる展開が、自分にとっては大きかったです。これを演じたからこそ、この先を演じられるっていう思いがすごくあって。お話を演じながら、どこかで自分と母とのことを重ねて見てしまったり。あとは牡丹の知らないところで、ものすごく母に愛されていたっていうのがわかる回でもあるので、そこを乗り越えて彼女はより強くなったんだろうなと。そうした状況を見守ってくれた、特にクルマさんと隆之助さんの存在はより彼女の中で大きくなったなというのがありますね。



前野やはり、隆之助にとっては第10話ですね。彼こそが二重スパイだったんじゃないかみたいな感じで終わりますから。果たして、これまでのチームの中での絆だったり、居心地の良さみたいなものは、隆之助にとっては演技だったのかとか。そういうものを思い返すようなシナリオなので。そういう意味では、第10話っていうのは隆之助にとってもひとつの大きなターニングポイントなのかなとは思います。恭平さんが怪しいという話があり、そこから実は裏切っていたのは隆之助だったというどんでん返しに、おそらく多くの視聴者の方が「ええっ?!」となったと思います。シナリオに関しては、最初の段階で全話分いただいていたので、裏切るということを知った上でのお芝居を第1話から入れていくかというご相談をさせていただいていました。それを踏まえてみなさんが驚いていただけたのであれば、それは成功だったのかなと思います。

中井僕の演じる恭平さんとしては、第10話で犯人扱いされるところからの流れですかね。前野さんと同じように事前に全てのシナリオを読ませていただいた時、このエピソードに至るまでに「恭平さんはそんなことするわけないですよ」とみんなに思ってもらえるような、愛されるキャラクターに彼を持って行きたいと思っていたんです。劇中では、恭平が悪事を働くシチュエーションは描かれず、事後の状況が映されるわけですが、ここまで積み上げてきた彼のイメージが揺らぐ瞬間があって、それがちゃんとハラハラ感に繋がっていたとすれば嬉しいですね。恭平さんにとって、ここが一区切りといえるようなポイントではありました。

──お話が核心に迫るにあたって、何らかの演技的な面で意識された部分はありますか?

小原牡丹は、自分の仲間というか身内が、思っていたものと違う形になっていってしまうことに関して、どこか物悲しさや寂しさを感じていると思うのですが、その一方で彼女はすごく冷静なんです。すぐに切り替えて受け入れるのではなく、プラスの方向に向かおうとする。だから、後半の混乱している中で、チームを引っ張っていったのは牡丹なのかなと思います。持ち前の真っ直ぐさと、第1話から積み上げてきた強さ、みんなに育ててもらったことなどから、今度は自分が引っ張る番なんだ、という。そんなセリフは無いんですが、そういう心意気があったのかなと思って演じたので、難しい部分もありましたし、一方でずっと積み上げてきたものでもあるので、ようやく自分が思う牡丹を演じることができたかなという思いはありましたね。

前野隆之助に関しては、彼自身が強い思いをもって裏切ったんだと思うんですが、それを出さずに淡々と終始冷静なままでお願いしますと、ディレクションがありました。本当だったら、裏切った豹変ぶりをわかりやすく演じたいという部分もあったんですが、そこは抑えて淡々と含みを持たせずに終始徹しましたね。やっぱり、悪っぽくやりたくなるんですけれど、それも抑えながらという感じですね。

中井恭平さんに関しては、やっぱり10話で大きな山をひとつ越えたところはあるので、その後はみんなの活躍を見守って(笑)。見守るのも楽しかったです。

──収録はプレスコで行われたため、すべて収録済みということですが、やり遂げてみた感想はいかがでしたか?

小原こうしたコロナ禍という環境下において関わらせていただいたわけですが、いろいろと新鮮な作品でした。作風もそうですが、プレスコという録り方、音響監督もリモートでのディレクションであるとか、いろんなことがいつもと違う感じで。チームで全員が揃っての収録もできず、最後まで監督さんとはリモートでのやり取りだったので、お話はしているけどリアルではお会いできていなくて。そういう意味では、不思議な作品でしたね。一方で、牡丹というキャラクターを演じることで、自分も役者として少しは成長できたのかなと思います。

前野プレスコの難しさと楽しさを同時に学ばせていただいた現場でしたし、作品を通して考えさせられたのは、「強い思いがあれば、何回でもやり直せる」ということでした。全話通して見ることで、そこを感じることができると思うわけですが、やっぱり、生きていればどうにかなるんじゃないかという思いは強く感じました。後半の展開も含めて、わりとハードなところが多いので、もし演じる機会があるなら、隆之助の生い立ちとか、チームの仲が良かった頃のエピソードなども演じてみたいです。それから、コロナ禍が落ち着いたあかつきには、監督や音響監督たちと一緒に「あそこは、ああだったね」と話をしながら振り返る機会があればいいなと思いました。

中井我々にとっても難しい条件での仕事だったという印象がありましたね。その中で、スタッフとキャストのそれぞれが、色んな局面で「やってやろうじゃないか」と挑戦していった感じですね。我々も、収録時には絵が無い状況で「じゃあこういう風にやってみようか?」と、少しずつ今までのやり方を変えたりとか、工夫したり頑張ったりという部分が、作品の中にいろいろな面で集まってる。まさに今だからこそこういう風な形になったんだっていう、今が詰まっている作品な気がします。CGキャラクターのモーションキャプチャーの演技をつけている皆さんの映像を拝見しましたが、やっぱりそこにも色んな試行錯誤があって、それがどういう風に映像として結実してるかはこれから観ていくことになるんですが、そういう意味でさまざまな取り組みのある面白い作品だったなと思います。

──最後に、最終回に向けて作品を楽しみにしているファンの皆さんにひと言ずつお願いします。

小原個人的に言うと、正直なところ後半を演じるのが苦しかったんです。特に最後の3話くらいは。ただ、その状況で私を支えてくれたのは牡丹だったので、キャラクターである牡丹に支えられながら演じるっていうのは、今までの私の経験上ないことだったので。本当に彼女と二人三脚でこの困難を乗り越えていったっていう記憶があります。物語は、牡丹が、クルマさん、恭平さん、隆之助さんとどう歩んでいくのか、本当の思いはどこにあるのかっていうのを見守っていただけたら嬉しいなっていうのがありますね。また、牡丹はどうなってもくじけないというのは、多分視聴者の皆さんにはわかっていただいていると思うので、どんな結末を迎えるのか、しっかりとご覧いただけると嬉しいです。

前野ここから組織の最終的な計画が明らかになっていく中で、隆之助がどういう風に加担していくかを実際に皆さんに観ていただきたいですし、どういう結末を迎えるかというのもぜひ皆さんの目でご確認いただければと思います。僕自身もいろいろな思いがありましたが、精一杯最後まで隆之助を演じましたので、ご視聴いただければと思います。

中井最後まで観てもらっても、多分損しませんっていう感じです。世の中辛いことはあるし、物語は自分が思ったようにはいかないかもしれませんが、苦いものは苦いもので受け止めて、でもこんないいこともあるんだっていうような希望を残すお話になってると思いますので。ここまで観て下さった皆さんには本当に感謝です。どうか最後まで応援よろしくお願いいたします。

インタビュー前編はこちら

今回お話を伺った、小原好美さん、 前野智昭さん、 中井和哉さんのサイン入り放送告知B2ポスターを抽選で1名様にプレゼントするキャンペーン実施中!

 

PROFILE

小原好美(こはら このみ)
6月28日生まれ。神奈川県出身。主な出演作は、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』藤原千花役、『スター☆トゥインクルプリキュア』羽衣ララ/キュアミルキー役、『無職転生〜異世界行ったら本気だす〜』ロキシー・ミグルディア役、『映画大好きポンポさん』ポンポさん役など。

PROFILE

前野智昭(まえの ともあき)
5月26日生まれ。茨城県出身。主な出演作は、『図書館戦争』堂上篤役、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ カミュ役、『刀剣乱舞』シリーズ 山姥切国広役、『プラチナエンド』底谷一役、『空挺ドラゴンズ』ミカ役、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』クロコダイン役など。

PROFILE

中井和哉(なかい かずや)
11月25日生まれ。兵庫県出身。主な出演作は、『ONE PIECE』ロロノア・ゾロ役、『銀魂』土方十四郎役、『戦国BASARA』シリーズ 伊達正宗役など。

 

 


TVアニメ「テスラノート」
好評放送中!

『テスラノート』Blu-ray BOX(特装限定版) 2022年3月29日発売!

全13話収録 /¥33,000円 (税込) /品番:BCXA-1700/収録時間:約330分/Disc:リニアPCM(ステレオ)/AVC/BD50G×3枚/16:9<1080p High Definition>

発売・販売元:バンダイナムコアーツ

■特典&仕様

●ショートアニメ「ミッキーとオリバーのエージェント養成講座」第1回~第13回
●PV&CM集
●特製ブックレット(56P)
●キャラクター原案 POKImari描き下ろし三方背ボックス

▼TVアニメ「テスラノート」 公式サイト
https://teslanote.net/

▼TVアニメ「テスラノート」 公式Twitter
@teslanote / 推奨ハッシュタグ#テスラノート #teslanote

続きを読む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

© BANDAI NAMCO Arts Inc. All Rights Reserved.