原作:手塚治虫(「手塚治虫初期傑作集」角川文庫)/脚本:大友克洋/監督：りんたろう/
キャラクターデザイン・総作画監督:名倉靖博 /作画監督:赤堀重雄、桜井邦彦、藤田しげる/
美術監督・ＣＧアート・ディレクター:平田秀一/ＣＧテクニカル・ディレクター:前田庸生 /
音楽:本多俊之/音響監督:三間雅文/制作プロデューサー:丸山正雄、八巻 磐/
アニメーション制作:マッドハウス/企画協力:手塚プロダクション/
製作:METROPOLIS製作委員会/他

ティマ:井元由香/ケンイチ:小林桂/
ロック:岡田浩暉/レッド公:石田太郎/
ヒゲオヤジ:富田耕生/ペロ:若本規夫/
ロートン博士:滝口順平/ポンコッツ博士:青野武/
ブーン大統領:池田勝/ノタアリン:八代駿/
スカンク:古川登志夫/ランプ:千葉繁/
ハムエッグ:江原正士/リヨン:土師孝也/
アトラス:井上憲倫宏/フィフィ:愛河里花子/他

1928年11月3日、大阪府豊中市生まれ。大阪大学医学専門部卒業。医学博士。46年「マァチャンの日記帳」でデビュー。47年「新宝島」がベストセラー。以来、日本独自の漫画文化の確立に尽くす。アニメーションの世界でも大きな業績を残し、63年に国産初のTVアニメ「鉄腕アトム」の放送を開始する。代表作は「鉄腕アトム」(52)、「リボンの騎士」(53)、「火の鳥」(54-86)、「ジャングル大帝」(50)、「ブラック・ジャック」(73)、「アドルフに告ぐ」(83)等。89年2月9日、亡くなる。本名は治。

1941年、東京都生まれ。58年に東映動画入社の後、60年には虫プロダクションに参加。TVアニメ「鉄腕アトム」、「ジャングル大帝」等を演出し、現在はフリー。劇場作品としては「銀河鉄道999」(79)、「さよなら銀河鉄道999」(81)、「幻魔大戦」(83)、「カムイの剣」(85)、「火の鳥」(86)、「X」(96)と、今なお色あせない数多くの名作を手掛けている。

1954年4月、宮城県生まれ。73年8月に「銃声」で漫画家デビュー。82年「童夢」(第4回日本SF大賞受賞)を刊行。同年、「AKIRA」(第8回講談社漫画賞受賞)を連載開始。新世代の漫画家として人気を博す一方、83年の劇場アニメ「幻魔大戦」(監督:りんたろう)でキャラクターデザインを担当し、映像制作に参加。劇場アニメ「迷宮物語」(87)を手掛けた後に、原作者自ら「AKIRA」(88)を監督し、世界中に衝撃を与える。その後、実写映画「ワールド・アパートメント・ホラー」(91)監督、劇場アニメ「MEMORIES」(95)総監督等を経て、本作の脚本に取り組む。現在は監督最新作「STEAM BOY」を作成中。

1959年、静岡県浜松市生まれ。79年、東映動画アニメーション講座を経て、アニメーターとしてアニメ業界に入る。TVアニメ「とんがり帽子のメモル」(84)のキャラクターデザイン・作画を担当。86年、同作品とビデオアニメ「天使のたまご」(85)作画監督の業績に、日本アニメーションフェスティバル最優秀作画賞を受賞。その後、劇場アニメでは「銀河鉄道の夜」(85)、「天空の城ラピュタ」(86)、「紫式部 源氏物語」(87)等を手掛ける。絵本作家、イラストレーターとしても評価が高い。

「火垂るの墓」(1988)、「機動警察パトレイバー劇場版」(89)、「機動警察パトレーバー2 the Movie」(93)、「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(95)で背景として参加。美術監督として「風の大陸」(92)、「X」(96)等、いずれも圧倒的なクオリティを誇る作品を手掛けている。

1980年、千葉県生まれ。テレビ「マンブー」(TBS)でデビュー。NHK朝の連続テレビ小説「オードリー」で主人公のライバルであり親友の樹里役を演じ全国的な人気を獲得。「世界ウルルン滞在記」(TBS)では、ハリウッドのメークアップ・アーティストに挑戦、天真爛漫なキャラクターで好感度・人気度とも急上昇中の若手女優。その他、リフレビィ(大塚ベバレッジ)他CF出演も多数あり、多方面にわたり活躍中。

1979年、東京都生まれ。祖父、両親ともジャズ・ミュージシャンという環境で育つ。小学生時代にクラシック・バレエ、ミュージカルを経験。18才でジャズ・ボーカリストとしてCDリリース後、スィングジャーナル誌人気投票のボーカル部門第1位、20才のときリリースした「So nice」と「Just You」が全米アーチストJazz部門でトップチャート第1位を数ヶ月間記録。2001年同誌ゴールドディスク受賞、ジャズ・ボーカル大賞受賞。日本ジャズ界、期待の大器として活躍中。

91年にTo Be Continuedのボーカリストとしてデビュー。その後「君だけを見ていた」等18枚のシングルと「BEYOND THE LIGHT…」等8枚のアルバムをリリース。94年からは俳優活動も開始。「愛していると言ってくれ」(TBS)や「カバチタレ!」(CX)等、話題のドラマに多数出演。その印象に残る個性的な演技力でドラマ俳優としての人気も確立。舞台「ラパン・アジールに来たピカソ」(2000年10月公演)にも進出、その際立った演技力に益々の磨きをかけている。