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マクロスゼロの世界観
地球統合戦争勃発から8年
1999年。南アタリア島に超大型の流星が落下する。調査の結果、落下したのは異星人の 戦闘艦であると判明した。コードネームは“ASS-1=ALIEN STARSHIP-1”。地球統合政 府が樹立して間もなく、人類のテクノロジーを遥かに凌駕するこの未知のオーバーテクノ ロジーをめぐり、世界各地で内紛が勃発。「地球統合戦争」の始まりである。
それから8年が経過したが、ベテランパイロットたちは次々と失われ、長期に渡る戦乱が 続き、人員不足のため、10代の少年たちもが戦地へと駆り出されていた。
イメージ

イメージ戦火の中、マヤン島海域で“ASS-1”に似た異常なエネルギー反応が観測される。そして、地球統 合政府と反統合勢力は、その未知の遺物を手中に収めようと、激しい争奪戦を繰り広げていた。地 球統合同盟は、F-14A+(プラス)改に代わる主力 戦闘機として新型機の開発に着手した。それは現用 のターボジェットの中でも最強のEGF-127をチュー ンアップし、オーバーテクノロジーを応用したSW- AGエネルギー転換型装甲を装備。しかも、“ファイ ター”“ガウォーク”“バトロイド”の3形態に変型 にする可変システムを取り入れた新型可変戦闘機 VF-0であった。

しかし、あらゆる局面での戦闘を想定して開発され た新型可変戦闘機“VF-0”は、従来の戦闘機と比べ 高度な操縦技術を要してしまう欠点もあった。空母 アスカに配備されたVF-0特務部隊“スカル小隊”は、 反統合同盟の可変戦闘機が明朝、攻撃をしかけてくる ことをキャッチし、ついに実戦へ出撃をする…。

その頃、統合軍のエースパイロット、工藤シンは 愛機F-14を駆り、戦場で敵機と交戦をしていたが…。