これは、誰にでも訪れる最期の物語  「娘」が撮り続けた膨大な家族の記録。感動のエンターテインメント・ドキュメンタリーがついにDVD化!

2009 年、東京。熱血営業マンとして高度経済成長期に会社を支え駆け抜けた「段取り命!」のサラリーマン。67歳で 40 年以上勤めた会社を退職し、第二の人生を歩み始めた矢先に、毎年受けていた健康診断で胃ガンが発覚。すでにステージ 4まで進んでいた。残される家族のため、そして人生の総括のために彼が取り組んだのは、「自らの死後の段取り」。限られた日々をまるで現役時代のプロジェクトのごとく生き生きと駆け抜けていく父と、傍らで見守る家族の姿を、娘は映像として記録し続ける。ガン発覚から半年後、ふいに訪れる最期の時。そこに残されたものはーー。
長年に渡る膨大な家族の記録から紡がれる、生と死の物語。

膨大な映像記録から「家族の生と死」という深淵なテーマを軽快なタッチで描き出したのは、大学在学中よりドキュメンタリーを学び、卒業後はフリーの監督助手として是枝裕和らの映画制作に従事、本作が初監督となる砂田麻美。父親の死の段取りを見守り続ける家族の絆を、ユーモアと哀愁を交えながら見事に描き出している。

「蛇イチゴ」(西川美和監督)、「カクト」(伊勢谷雄介監督)、 「大丈夫であるように」(是枝裕和監督)などを手がけてきた是枝裕和プロデュース最新作!

2011年10月より新宿ピカデリー他にて公開。13館スタートという単館公開ながら、文化人、著名人、Twitter上、ウェブ上などで自然発生的な応援活動が展開され、全国100館のブッキングを達成。興行収入が1億を超える異例の大ヒットを記録。

主題歌(「天国さん」)、劇中音楽を手がけたのは、温かな余韻を残す作品を作り続けているハナレグミ。主題歌「天国さん」は自身の家族を見つめた歌詞の楽曲。。

BCBJ-4314/カラー/(予)93分/(本編90分+特典3分)
ドルビーデジタル(サラウンド)/片面2層/16:9(スクイーズ)/ビスタサイズ
英語字幕付(ON・OFF可能)/聴覚障害者対応日本語字幕付(ON・OFF可能)
視覚障害者対応副音声付
¥3,800(税抜)

●砂田麻美監督書き下ろしブックレット(全16P予定)
●特製スリーブケース

映像特典:●予告編

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