レポート | メガロボクス

細谷佳正&安元洋貴が激賞する注目のオリジナルTVアニメ!『メガロボクス』プレミア試写会レポート

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不朽の青春漫画『あしたのジョー』の連載開始50周年企画として、いよいよ4月5日木曜深夜25時28分よりTBSほかにて放送がスタートするTVアニメ『メガロボクス』。肉体とギア・テクノロジーを融合させた究極の格闘技──「メガロボクス」にすべてを賭ける男たちの熱い闘いが描かれる。2018年3月28日(水)、初回放送に先駆けて第1話と第2話を鑑賞できるプレミア試写会がスペースFS汐留にて開催された。本編上映後には森山洋監督、ジャンクドッグ役の細谷佳正さん、勇利役の安元洋貴さんがゲストとして登壇。『メガロボクス』に対するゲスト3名の大きな愛が伝わってきた熱きトークイベントの模様をレポートする。

第1話と第2話の出来をキャスト2人が絶賛!

第1話と第2話の先行上映が終わり、場内からは自然と称賛の拍手が起こる。司会進行を務める鷲崎健さんの呼び込みによってゲスト3名がステージに登場し、トークイベントがスタート。最初のトークテーマは「第1話と第2話を観た感想」。細谷さんは「雨の日にJD(ジャンクドッグの略称)と白都ゆき子と勇利が出会う第1話のシーン」の背景の作画を絶賛し、「大友克洋さんの『AKIRA』を思い出すくらいのすごいアニメに自分は出させて頂いているんだなと思いました」と語った。安元さんは「聞いていたイメージがヒップホップという漠然としたものだったのでどんな作品になるのか全く想像できなかったんですけど、いざ蓋を開けてみたらとても格好良くて」と完成した映像を観た時の驚きを述べ、続けて「第1話を観て最初に感じたのは思いっきりやって全然いいんだという安心感」とコメント。森山監督は「第1話と第2話は作品を紹介するための導入。これから『メガロボクス』の中の世界が広がっていき、ジャンクドッグと勇利も変わっていきます」と語り、「後ろに戻らず走り続ける物語になっているので期待して見守ってください」と続けた。

細谷さんが森山監督に対して抱いた不安とは?

続いてのテーマは「自身が演じているキャラクター」。細谷さんは「自分の実力にちょっとした自信はあるけど、その確信を得るために戦える場所を与えられていない。そこに対して苛立ちと不満を持っている。南部(贋作)の手から離れ、自分の人生を見つけて歩んでいくキャラクター」とジャンクドッグを分析。さらに、「森山監督から一度も演出が入ったことがなくて、終わった後に確認するといつも『最高です』と仰るので(笑)。新人監督という立場だから言いづらいのかな…」と不安を打ち明けた細谷さん。それに対して森山監督は「音響監督の三好(慶一郎)さんと事前に話し合いをして、方向性を練った状態からスタートができたので、現場では三好さんを完全に信頼してお任せしていました」と弁明。その言葉を受けた細谷さんは「不安はあったんですけど、第1話を観た時に演者全員が監督を信頼してついて行こうという空気になりました」と語った。一方の安元さんは「ジャンクドッグと絡んだ時にとても“人”を感じたので、バランスを取るために僕は“鉄”を意識した固くソリッドなイメージで役を作ってみました」と勇利の演技イメージを明かした。

作品への愛が溢れるそれぞれのお気に入りシーン

続いて「第1話と第2話のお気に入りシーン」を聞かれた細谷さんは「バーで八百長についてジャンクドッグと南部が口論する第1話のシーン。南部の現実的な問いに対して何もリアクションをしないジャンクドッグのカット」を挙げ、「(言葉を呑み込み)ただ見ているだけ。リアクションをしないことにJDのこれまでの育ちを感じさせる」と嬉しそうに語った。何度も繰り返し観ているという安元さんは「冒頭のナレーションを覚えといてください。『まだ何もしちゃいない』というとても大切な言葉を言っています」と意味深なコメント。森山監督は「第2話のラップパート。凄くチャレンジしたシーンなので、どういう風に感じてもらえるのか興味がありました」と語った。その他いくつものお気に入りシーンが飛び出し、ゲストそれぞれの作品に対する深い愛が感じられた。

続きが気になって気になって仕方がねぇ[安元]
こんなに格好良い男たち観たことない[細谷]

また、「作品の見どころ」について、森山監督は「『あしたのジョー』という偉大な作品に対し、尊敬と愛を込めて作りました。様々なことにチャレンジしているので、色々なところに注目してください。楽しんで頂ける自信はあります」と力強く語った。最後は「SNSで広めてもらうための決めのメッセージ」を会場のファンに届けることに。困った様子の森山監督は「放送情報でお願いします(笑)」と恥ずかしそうに放送局と放送日時を読み上げ、会場からは大きな笑いと共に拍手が起こった。安元さんは「台本をもらっていた僕たちも同じ気持ちだったんですけど、『続きが気になって気になって仕方がねぇ』と書いてください(笑)」と作品をアピール。細谷さんが「女性の反応が気になりますね。どうでしたか?」と会場に向けて問いかけると、女性の観客から「ワクワクしました!」との答えが。それを聞いた細谷さんは「『こんなに格好良い男たち観たことない』、そして最後に『ワクワクした!』でお願いします(笑)」とまとめ、プレミア試写会は幕を閉じた。

左から森山洋監督、細谷佳正さん、安元洋貴さん

<放送情報>

TBS:4月5日より毎週木曜25時28分〜
BS-TBS:4月14日より毎週土曜25時〜(※第1話のみ23時〜/第2話同日25時〜)


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