レポート　|　劇場版マクロスΔ、劇場短編マクロスF

2022.9.22 UP

河森正治監督＆鈴木みのり登壇！「Blu-ray&DVD 9月28日発売記念『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!! / 劇場短編マクロスF 〜時の迷宮〜』」MX4D®︎舞台挨拶レポート

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今年40周年イヤーを迎えた「マクロス」シリーズ。2021年10月に劇場公開されたシリーズ最新作『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!! / 劇場短編マクロスF 〜時の迷宮〜』のBlu-ray＆DVDが2022年9月28日（水）に発売される。それを記念して、MX4D®︎版が2022年9月16日（金）よりＴＯＨＯシネマズ各MX4D®︎劇場にて公開中。それに伴い、2022年9月17日（土）、ＴＯＨＯシネマズ 六本木ヒルズにて「Blu-ray&DVD 9月28日発売記念『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!! / 劇場短編マクロスF 〜時の迷宮〜』」MX4D®︎舞台挨拶が実施された。河森正治監督とフレイア・ヴィオン役の鈴木みのりさんが登壇し、多くのファンに愛され続ける作品の魅力を語った。貴重なエピソード満載となった当日の様子をレポートする。

久しぶりの舞台挨拶に河森監督は緊張気味!?

司会進行役を務める『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』プロデューサーの畠中雄一さん（ビックウエスト）に呼び込まれ、まずは河森正治監督がステージに登壇。河森監督は「今日は皆さん、楽しんでいきましょう！」と挨拶。続いて、盛大な拍手に迎えられ、鈴木みのりさんが登壇し、二人が揃ったところで舞台挨拶がスタート。早速、今の率直な感想を聞かれた河森監督は「1年前に上映された作品を、こうしてまた観て頂けて凄く嬉しいです。去年はタイミングが合わず、皆さんの前に立つことができなかったので、今日はとても楽しみにしているし、ちょっとドキドキもしています（笑）」と笑顔で語った。また、上映時の舞台挨拶について鈴木さんは「私は1回だけ欠席してしまったのですが、それ以外は監督の想いを背負って全て出させて頂きました（笑）。でも、その時から他のキャストの皆さんと監督の話も聞けたらいいのにねと話していたので、1年越しに実現したのでとても嬉しいです」と感慨深げな様子だった。

Yami_Q_ray（ヤミキューレ）誕生秘話が明らかに!?

今だからこそ監督に聞いてみたいことはありますかと振られた鈴木さんは「Yami_Q_ray（ヤミキューレ）の誕生秘話もそうですけど、同時上映の『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』と『劇場短編マクロスF 〜時の迷宮〜』をどのように制作していたのか、並行して制作していたのか、どちらかから先に制作していたのか、その辺の話も聞いてみたいです」と河森監督に質問。それに対し、河森監督は「ほぼ並行して制作していましたね。Yami_Q_rayについては、何とか魅力的な敵キャラを作りたいなと考えていた時に、脚本の根元歳三さん（『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』脚本を担当）と一緒に、中国の重慶で開催されていたアニメのイベントへ行ったんです。そのイベントの中で、地元のアイドルたちが白と黒の別々の衣装で登場しているのを見て、闇のワルキューレが出てきたら面白いかもと思ったのが最初です」と語り、意外なYami_Q_ray誕生秘話に会場は大いに盛り上がった。

来年開催予定のワルキューレのライブツアーは『マクロスΔ』の集大成!?

続いて、今回上映されたMX4D®︎版でのお気に入りのポイントについて聞かれた河森監督は「戦闘シーンの迫力はもちろんですが、ちょっとした無重力の時の浮遊感なんかも感じて頂けると思います」と解説。そして、話題は豪華特典満載の9月28日（水）発売のBlu-ray＆DVDへ。封入されるブックレットには河森監督の対談が多数掲載されており、『劇場短編マクロスF 〜時の迷宮〜』の音楽を担当した菅野よう子さん、ランカ・リー役の中島愛さん、シェリル・ノーム歌担当のMay’nさんの対談について河森監督は「話始めているうちに、昔の色んなことが甦ってきて、とても懐かしかったですね」と対談時の様子を振り返った。また、Blu-ray＆DVDには『ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 ～Last Mission～』チケット先行申込シリアルコードも封入される。ライブツアーについて鈴木さんは「ファイナルですし、折角なのでワルキューレ以外のキャストの皆さんにも出て頂きたいなと思っていますが、ツアーなので難しいかな。影ナレでも何でもいいので、『マクロスΔ』の集大成にできたらいいなと個人的に思っています（笑）」とライブツアーへの想いを語った。

今後も「マクロス」シリーズから目が離せない!!

最後は、河森監督と鈴木さんが一言ずつメッセージを送った。鈴木さんは「皆さん、今日は本当にありがとうございました。またこうして舞台挨拶に立つことができてとても光栄です。今後も「マクロス」は一生続いていく作品だと思っていますので、また何度でもお会いできると思いますが、引き続き『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』を楽しんで頂ければと思います」とコメント。河森監督は「今日はお越し頂き、本当にありがとうございました。「マクロス」を作り始めた40年前にはMX4D®︎のようにシートが動くところで「マクロス」を体験できるなんて思ってもいなかったので、非常に嬉しく感慨深いものがあります。Blu-ray＆DVDも発売されますので、細かいところも観て頂いて楽しんで頂ければと思います。今後も「マクロス」シリーズを宜しくお願いします」と締め括り、舞台挨拶は幕を閉じた。

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