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クライマックス直前のイベントに豪華キャスト陣が集結!『ID-O』第11話・第12話最速先行上映会レポート

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深宇宙の彼方を舞台に、フル3DCGで表現されるキャラクターとIマシンたちが繰り広げるSFロボットアクションアニメ『ID-0』。クライマックスが迫る本作のトークショー付き第11話・第12話最速先行上映会が、第11話放送直前の2017年6月18日(日)、東京・シネマート新宿にて開催された。そこで今回は、本編上映後に実施された、イド役の興津和幸さん、ミクリ・マヤ役の津田美波さん、カーラ・ミラ=フォーデン役の大原さやかさん、クレア・ホウジョウ役の金元寿子さん、アマンザ・ボルチコワ役の皆川純子さん、リック・エイヤー役の松風雅也さんら豪華声優陣によるトークショーの模様をお届けする。

ネタバレ必至!? 笑いの絶えないトークショーがスタート!

本編上映後、まずは司会を務める松風さんが登場。軽快なトークで会場を沸かせると、残りのキャスト陣を呼び込み、客席からは大きな拍手が巻き起こった。各キャストからそれぞれが演じているキャラクターにも負けない個性的な挨拶が次々と飛び出し、会場は早くも大きな盛り上がりを見せた。そんな中、本編上映後ということでネタバレありのトークショーがスタート。最初のトークテーマは「第11話と第12話を振り返って」。イドについて興津さんは「第1話〜第9話までイドは喋らないクールなキャラでしたが、アダムス(フォルテ・シュヴァリエ)さんが出てきてくれたおかげで“俺は何者だ!”という想いでひたすら戦いに臨めました」と力強くコメント。続いて、マヤについて津田さんは「イドがいてこそのマヤ、イドにとってもマヤがそういう存在であって欲しい」と熱い胸の内を明かした。カーラについて大原さんは「寡黙なキャラだったので、ひょっとして裏切ったりする“おいしい役”なのかなと勝手に思っていました(笑)」とまさかの告白。さらに、カーラが10年ぶりに自らの肉体に戻ったことについて、大原さんは「台本にはバブーと書かれていて(笑)。まだ意識と肉体が上手くリンクできていないということを表すために赤ちゃんが話す喃語で演じました」と語った。クレアについて金元さんは「お父さんを守るために前に出て(ギニー)提督を説得するシーンにお父さんを想う気持ちが全て詰まっていて、本当に演じさせて頂けて良かったです」と説得シーンに懸ける特別な想いを述べ、皆川さんも「あのシーンの寿子ちゃんは最高だった。見ていて号泣しちゃったよ」と大絶賛。そして、その皆川さんはアマンザについて「あんなに顔を赤らめているとは思わなくて(笑)」とビックリしたことを語り、周りのキャスト陣からも「可愛かった〜」との声が。さらに松風さんが「リックとこういう関係になったことに関してどう思いますか?」と聞くと、皆川さんは「不本意ですね」と即答。いかにもアマンザが言い放ちそうなセリフに、観客から笑いと共に大きな拍手が起こると、皆川さんは「冗談です(笑)。でも、出会った時のアマンザの気持ちを考えると、この人のことを愛するようになるなんて彼女自身もビックリなんじゃないでしょうか」とキャラクターの気持ちを代弁した。

それぞれの印象に残ったシーン、付き合いたいキャラクターは!?

続いてのテーマは「エンディング」。ストゥルティー号の意外な結末や各キャラクターのその後、そしてリックとファルザの和解(?)など話は大いに盛り上がった。3つ目のテーマは「印象に残ったシーン」。金元さんは「拡張空間世界のブリーフィングルームが面白かったですね。みんなが同じ頭身になって喋れて、特に教室がお気に入りです(笑)」と語った。大原さんは「ソーラン節が流れたクライマックス。特報で流れた時には度肝を抜かれたのに、いざクライマックスでかかるとこんなにシックリきちゃうとは?」と心底驚いた様子だった。ここで、松風さんが女性キャスト陣に対し「自分が付き合うならどの男性キャラクター?」と突然のテーマ変更。大原さんは「(小山)力也さん演じるグレイマン。漢気溢れる姿とは対照的に実はナイーブな一面も持っているギャップはキュンときました」と告白。皆川さんは「冷静で頭の良い人が好きなので、イドかな」とコメント。津田さんは「リックは一緒にいて明るくなれそう。イドはちゃんと褒めてくれる」と二人をチョイス。金元さんは「アダムスです。あそこまで堂々と自分の本心を言ってくれる人は格好良い。『おめでとう!』って誕生日とかもド派手に祝ってくれそう(笑)」と語り、その独特の目線に会場からも思わず笑いが。そして、最後はなぜか男性であるはずの興津さんに振られ、「白眉(有楽翁)が少年になって、演じている麦人さんのショタ声を聴いた時は衝撃でしたね(笑)」と見事に締めた。

アダムス機とイド機の戦闘シーンの裏側が明かされる?

ここで物語のクライマックスとなるアダムス機とイド機の戦闘シーンを場面写真でもう一度スクリーンで観ることに。この戦闘シーンについて興津さんは「イメージの絵コンテを見ながら思う存分やらせて頂きました。別録りではなくほとんど同時に録ったんですけど、子安(武人)さんがいいところで噛んでしまったこともありました(笑)」と裏話を暴露。そのアフレコの様子を見ていた他のキャスト陣も「本当にすごかった」と口を揃え、実際に完成した映像のあまりの迫力に驚きを隠せない様子だった。また興津さんは、無口なキャラを演じることの難しさに悩んで皆川さんに相談したことを明かし、「我慢するんだよ」という先輩の言葉を信じて頑張ることができたというエピソードも披露した。

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作品への愛と感謝の気持ちが溢れたメッセージ!

写真撮影や情報告知の最中も笑いが絶えない楽しいトークショーも終わりの時間。最後は一人ずつお客さんへメッセージを伝えることに。まず、皆川さんは「一つのアニメ作品として本当にクオリティが高いので、周りに観ていない方がいたらぜひ勧めて頂いて、『ID-0』を一人でも多くの方に愛してもらいたいです」と愛情たっぷりに語った。金元さんは「台本を一度読んでいるにも関わらず、毎回テレビで観る度に驚かされると同時にめちゃくちゃ興奮しています」とその面白さを熱弁。大原さんは「今までイベントや取材など、一度も呼ばれておりません(笑)。ようやく今日このステージに呼んで頂けて本当に嬉しいです」と、その溢れる喜びを伝え、続けて「SFとして優れているだけでなく、人が生きる意味にも深く切り込んでいる忘れがたい作品」とまとめた。津田さんは「アフレコが早めに始まっていた作品だったので、早くみんなに伝えたいとずっと思っていましたが、いざ始まってしまうとあっという間でした。マヤの声優になれて本当に良かったです」と熱く語った。松風さんは「何回観ても理解が追いつかないくらい情報が詰まっていて、観る度にいろんな発見があります。自分とは何なのか、生きるとは何なのか。この作品を観て改めて考えて頂きたいです」とその魅力を言葉にした。最後は興津さんが「日本のアニメは作品数が多いからこそ、いいものはいいと言って頂いて、放送が遅れてスタートする海外から良い反応が返ってきた時に、いち早く自慢して頂きたいです」と締め括ると、キャスト陣みんなで一斉に「ありがとうございました」と声を揃え、『ID-0』の第11話・第12話最速先行上映会は幕を閉じた。

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<最終第12話放送情報>
■TOKYO MX:2017年6月25日(日)23時〜
■サンテレビ:2017年6月25(日)23時〜
■KBS京都:2017年6月25日(日)23時〜
■BS11:2017年6月27日(火)24時30分〜
※放送日時は予告なく変更になる場合がございます。


<Blu-ray BOX&DVD BOX発売情報>
ID-0 Blu-ray BOX&DVD BOX
2017年8月29日発売
Blu-ray BOX特装限定版:¥36,000(税抜)
DVD BOX特装限定版:¥18,000(税抜)

■Blu-ray BOX・DVD BOX共通特典
・PV&CM集
・ノンクレジットOP&ED
・ぷちアニメ劇場『クイズ!! ID-0』全12回

■Blu-ray BOX・DVD BOX仕様
・メカニックキャラクーデザイン海老川兼武
 描き下ろしBOXイラスト

■Blu-ray BOX限定特典
・キャラソンCD「We are EXCAVATORS!!」
  歌:ミクリ・マヤ(CV.津田美波)
    クレア・ホウジョウ(CV.金元寿子)
・特製ブックレット(20P予定)
・全話オーディオコメンタリー
DISC1:1話~4話
谷口悟朗(監督)、興津和幸(イド役)、
津田美波(ミクリ・マヤ役)、
松風雅也(リック・エイヤー)
DISC2:5話~8話
谷口悟朗(監督)、黒田洋介(シリーズ構成・脚本)、
興津和幸(イド役)、津田美波(ミクリ・マヤ役)
DISC3:9話~12話
谷口悟朗(監督)、興津和幸(イド役)、
津田美波(ミクリ・マヤ役)、
子安武人(アダムス・フォルテ・シュヴァリエ役)
・ファルザの日本語翻訳音声(声:小澤亜李)

※特装限定版は予告なく生産を終了する場合がございます。
※特典・仕様は予告なく変更になる場合がございます。

ID-0 公式サイト

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