レポート | マクロスΔ

マクロスTVシリーズ最新作『マクロスΔ』放送直前ルンピカ上映会イベントレポート

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

いよいよ2016年4月3日よりTOKYO MX他にて放送がスタートするTVアニメ『マクロスΔ』の放送直前ルンピカ上映会〜1&2話ゴリゴリ見せちゃるかんね〜が、3月21日、TOHOシネマズ新宿にて開催された。イベントでは第1話&第2話の先行上映をはじめ、ゲストであるスタッフ&キャスト陣によるトークショー、鈴木みのりさんによるエンディング主題歌のミニライブなどが行われた。そこで今回は、本編上映後に実施されたイベントの模様をレポートする。

フレイアちゃんを演じることができて幸せです!

イベントには、総監督の河森正治さん、監督の安田賢司さんのスタッフ陣をはじめ、ハヤテ・インメルマン役の内田雄馬さん、フレイア・ヴィオン役の鈴木みのりさん、ミラージュ・ファリーナ・ジーナス役の瀬戸麻沙美さん、美雲・ギンヌメール役の小清水亜美さんら豪華キャスト陣が出席した。


河森正治総監督、安田賢司監督、鈴木みのりさん、内田雄馬さん、瀬戸麻沙美さん、小清水亜美さん

昨年春に行われた歌姫オーディションで、約8,000人の中からグランプリに輝いたシンデレラガール・鈴木さんは「皆さん初めまして。愛知県出身の18歳、最近高校を卒業しました! よろしくお願いします」と笑顔で挨拶。出演が決まったことに「最終オーディションの次の日に合格通知を頂きました。びっくりして涙が止まらなかったです。もしオーディションに落ちたら、大好きなマクロスの新作を良い気持ちで観ることができなかったかも。こうして今フレイアちゃんを演じることができて幸せです」と喜びを明かした。

また、田舎から都会に移るフレイアと似た状況にいる鈴木さんは「環境もそうですし、顔以外は全部似ていると思っています。彼女はりんごが大好きで、私も小学生の頃に『みのりんご』とか呼ばれていました。それに『元気で笑顔でいたい』ことが自分の目標で、フレイアちゃんはまさに自分のなりたい理想像そのままなので、すごく縁を感じています」と目を輝かせながらコメントした。
そんな初々しさ全開の鈴木さんの様子に、周りからは「妹に欲しい!」「可愛くてしょうがない!」などといった言葉が飛び交っていた。トークの締めに鈴木さんは「みんな、私むっちゃ頑張るから、ゴリゴリ、『マクロスΔ』よろしくね!」と、フレイアの決めセリフを引用しながら作品をアピールして会場を沸かせていた。

マクロスシリーズには男の子が観てアツくなる要素がいっぱいある

出演が決まった時の印象について内田さんは「マクロスシリーズは僕が高校生の頃にちょうどマクロスFがTV放送していて、アニメが好きな友達とよく話題にしていました。歌の力やロボットであったり、男の子が観てアツくなる要素がいっぱいある。『スゲー』と思っていた作品に、まさか自分が出演するとは思っていなかったので、驚きもありましたが、純粋に(アフレコが)楽しみでした」と明かした。

自身が演じるハヤテと似ているところを聞かれた内田さんは「彼の『やりたいこと以外はやりたくないぜ』っていう感じはちょっと似てる。ただ、そう思うのは一緒なんですが、彼は口に出せるんです。例えば先輩に食べ物買ってこいとか言われても、ハヤテは断るけど、僕は『何食べたいですか?』ってなっちゃう(笑)」と自虐し、会場の笑いを誘った。また、アフレコが進むごとに「ハヤテの生き方を考えるようになった。物語が進むにつれて発見がたくさんあって、ハヤテを知るたびに自分自身も攻めに転じようかなって思うようになりました。ハヤテを観たらみんな変われます」と刺激を受けた様子。トークの締めは「お前たちが、俺の風だ。一緒に飛んでくれ!」と、ハヤテのセリフを披露した。

マクロスシリーズのイメージが『F』を観て一変しました!

ミラージュ役が決まった時の心境を聞かれた瀬戸さんは「オーディションを受けてから、合格通知が来るまですごく長かったですね。メインでの出演だったので、長く作品に関われますし、大好きなシリーズの作品だったので嬉しいですね」とコメント。
軍人という役どころで、堅い性格のキャラクターに「年齢の割にパキッとしている印象。私はそこまで堅いと思っていないんですが、融通が効かないところは似ていますね。友達には甘えてしまうんですが、仕事で自分が思っていることと違うと『受け入れ難し』な感じになっちゃいますね」と明かした。締めに「そこの民間人!」と、劇中にも出てくるセリフを披露し、「皆そうですね」とツッコミを受けていた。

美雲役の小清水さんは「皆さんが子供の時に観ていたって話していたシリーズは『F』だったんですけど、『俺の歌を聴け!』っていう(マクロス7)のが私の頃のマクロスです。なので男性ボーカリストの印象が強かったんですが、『F』を観てイメージが一変しました」とシリーズの印象を語った。
美雲と似ているところを聞かれた小清水さんは「しっかりしていて、みんなのお姉さん的な存在。私も現場ではお姉さんのような役割なので、似ているかなと思います。美雲は他にも『時に厳しく、時に優しく』とメリハリのある魅力もある。私は『時に厳しく』が上手くできなかったりするんですけど(笑)」と笑顔をみせた。

マクロスシリーズ史上最年少となる新歌姫が降臨!

上映を観終わった観客から拍手を浴びた河森総監督は「マクロスはシリーズ全体を通して、歌と戦闘に三角関係と要素の多い作品。今回もそれは含めており、例えば『マクロスF』の場合、フロンティア移民船団の話だったんですが、それを変えるために今回はいろんな星が出てきます。1話だけでも3つ出てきます。耳が尖った人もいれば、頭にピカピカ光るチョウチンアンコウのようなものを付けてる人もいます。いろんな宇宙人がいる中で展開していく物語」と本作の見どころを明かした。

また「当然、歌があります。ワルキューレに憧れるフレイアが戦術ライブなどで活躍します。この中にもヴァールシンドロームの人がいるかもしれない」と笑いを誘った。戦闘シーンについて「今回はTVシリーズであまりやっていなかった、敵も味方も“人類”という形。ヴァールもあり謎の敵もあり、三つ巴の戦いになっていく。ストーリーがどんどん違う展開になっていき、てんこ盛りの内容を毎回趣向を変えてお届けできればと思っています」とコメントした。

イベント終盤のミニライブでは、鈴木さんがエンディング主題歌「ルンがピカッと光ったら」を生披露。さらに、美雲・ギンヌメールの歌唱を担当するアーティストがこの場で明らかになるというサプライズ演出が! 昨年12月末より先行配信され、話題を呼んだ楽曲「いけないボーダーライン」を披露したのは、マクロスシリーズ史上最年少歌姫となるJUNNAさん。パワフルな歌声に堂々たるパフォーマンスで観客を魅了した。彼女も鈴木さんと同じ愛知県出身で若干15歳。才能溢れるニューフェイス・タッグ誕生の瞬間を目撃して、この日のイベントは幕を閉じた。

<放送情報>
2016年4月3日よりTOKYO MX他にて放送開始!
■TOKYO MX:2016年4月3日より毎週日曜22時30分〜
■毎日放送:2016年4月5日より毎週火曜27時〜
■テレビ愛知:2016年4月6日より毎週水曜26時5分〜
■テレビ北海道:2016年4月6日より毎週水曜26時5分〜
■TVQ九州放送:2016年4月4日より毎週月曜26時30分〜
■BS11:2016年4月5日より毎週火曜24時〜
※放送日時は予告なく変更になる場合がございます。

マクロスポータルサイト

続きを読む

関連タグ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

レポート

© Bandai Namco Filmworks Inc. All Rights Reserved.