【映画クレヨンしんちゃんなんでも図鑑】第5回「筋肉&お色気」［しんちゃん通信］

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2023.3.9 UP

【映画クレヨンしんちゃんなんでも図鑑】第5回「筋肉&お色気」［しんちゃん通信］

1993年に上映が始まった『映画クレヨンしんちゃん』は、今年30周年！
これまでDVDでのみ発売されてきた旧作映画19作品のブルーレイ化プロジェクトが始動！ 2022年12月から約1年間をかけて隔月で全19作を発売予定です。
「映画クレヨンしんちゃんなんでも図鑑」第5回は、映画クレヨンしんちゃん第6作『映画クレヨンしんちゃん電撃！ブタのヒヅメ大作戦』（ブルーレイ好評発売中）から、秘密組織のエージェント、筋肉＆お色気を紹介！
※紹介文には本編のネタバレを含みます。

【映画クレヨンしんちゃん第6作】
映画クレヨンしんちゃん電撃！ブタのヒヅメ大作戦

筋肉&お色気

筋肉とお色気は国連直属の秘密組織SML（SEIGINO MIKATA LOVE：せいぎのみかたラブの略称）に属するエージェント。2人は元夫婦で一人息子のセーギがいる。
コードネーム「お色気」はボディスーツに身を包んだ女性エージェント。世界征服を目論む秘密結社ブタのヒヅメ本部から秘密兵器を起動させるディスクを盗み出すが、逃亡の途中でしんのすけたちとともに捕獲されてしまう。自己紹介したとき、しんのすけに「子持ちのバツイチでお色気なんて図々しいゾ」と言われてしまった。自称「けっこう尽くすタイプ」。
身軽で格闘能力が高く、キックが得意。お尻で相手を押し潰すこともある。銃は「下品」という理由で好まない。しんのすけたちを逃がすため、ブタのヒヅメの幹部・ママに敗北したが、後に夫婦ゲンカで愛用していたフライパンを使ってリベンジを果たした。

コードネーム「筋肉」は筋骨隆々の男性エージェント。お色気の救出とディスクの回収が任務だったが、ひろしとみさえの執念に負けて、一緒にブタのヒヅメの本部へと向かう。銃器の扱いに長けており、アサルトライフルをはじめ、あらゆる銃器を使いこなす。「正義の味方」である意識が強く、ブタのヒヅメ壊滅後も隊員たちを全員助けようとした。
お色気との離婚の原因は、筋肉の浮気。子育て経験は皆無だったようで、ひまわりのオムツ替えに「臭いぞ！」と怒っていた。ブタのヒヅメ壊滅後は息子のセーギとの再会を許され、お色気ともペアで活躍していたが、復縁はしていない模様。

お色気のモデルは、ジャッキー・チェン主演の映画『ポリス・ストーリー3』に出演していたアクションスターのミシェル・ヨー（当時はミシェール・キング）。声優の三石琴乃は『新世紀エヴァンゲリオン』のミサト役を見た原恵一監督のたってのお願いで出演が実現した。三石は映画公開の3か月後となる98年7月から上尾ますみ先生役でTVアニメにも出演している。アーノルド・シュワルツェネッガー風の筋肉を演じた玄田哲章はアクション仮面役でおなじみだが、シュワルツェネッガー本人が公認した担当声優でもある。