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斎賀みつき、杉田智和、日野聡 登壇! 『薔薇王の葬列』「第2クール先行上映&キャストトーク」オフィシャルレポート到着!

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月刊プリンセス(秋田書店刊)にて連載中、2022年4月10日(日)より第2クールの放送がスタートするTVアニメ『薔薇王の葬列』。

4月3日(日)、新宿バルト9にて「第2クール先行上映&キャストトーク」が開催され、リチャード役:斎賀みつきさん、バッキンガム役:杉田智和さん、ケイツビー役:日野 聡さんが登壇しました。この度、オフィシャルレポートが到着しました。

斎賀みつき、杉田智和、日野 聡 登壇!「第2クール先行上映&キャストトーク」オフィシャルレポート到着!

TV アニメ「薔薇王の葬列」第 2 クール先行上映&キャストトーク

■日時:2022 年 4 月 3 日(日)18 時〜20 時
■場所:新宿バルト 9
■出演:斎賀みつき、杉田智和、日野 聡
佐藤仁美(MC)(敬称略)


<集合写真 左から>日野 聡、斎賀みつき、杉田智和

4月3日、東京・新宿バルト 9 で、『薔薇王の葬列』の第2クール先行上映会とキャストトークショーが開催された。リチャードの悲劇が頂点に達した第 12 話。その 10 年後を舞台に始まる、第 13 話から第 15 話までが先行上映された。トークショーに登壇したのはリチャード役の斎賀みつき、バッキンガム役の杉田智和、ケイツビー役の日野聡。3人は、後半になってさらに盛り上がる『薔薇王の葬列』の魅力などについて自由に語り合った。

最初の質問は第 13 話から第 15 話を観ての感想。斎賀は「石田彰さん(リッチモンド役)という新たな勢力が出てきたり、かわいらしい子供が出てきたりする一方で、(リチャードの)2 人のお兄ちゃんたちなどが大変なことになったりして寂しいところもあります。そういうことをしっかり受け止めていただいて、この先も楽しみにしていただきたいです」と、第2クール序盤の怒涛の展開について説明。
成長したバッキンガムの声を第2クールから担当することになった杉田は「バッキンガムの行動の根本にあるもの、リチャード。だから周囲の情報はあまり意図的に入れないようにしている。本編で周囲の人の顔が省略されて描かれているビジョンみたいに、常に心と目線がリチャードのほうを向いている状態を保つことが大事だなと思いました」と途中参加にあたっての心構えを語った。
日野は、杉田演じるバッキンガムの存在が高まる展開を踏まえ「ケイツビーもこれから葛藤が燃え盛ったりするので、先々の展開を是非ご覧いただきたいですね」とさらに盛り上がる今後の内容に触れた。

トークの中では、バッキンガムの少年時代を演じた杉山里穂のお芝居をどれぐらい意識したのか、という質問も出た。杉田は今回、まずは杉山の喋り方や、どこに意識をおいて演じているかを研究するところから始めたという。
「でも研究をしているうちに、これだと自分のことばっかり見ているなと思うようになりました。バッキンガムはリチャードを見ていないとダメだなって。10 年が経過していて、成長にともなって変化した部分も当然あるだろうし、完璧に同じってわけではないだろうから、むしろそれでいいのかなと」。そのため、先に収録済みの他のキャラクターの台詞を聞くためのレシーバーもオフにして、斎賀演じるリチャードに意識を集中していたという。

斎賀が「バッキンガムも偏っているけれど、ケイツビーも偏っているよね」と話を振ると、日野も頷き「主君のヘイスティングスさんがいるんだけれど、隙あらばリチャード様のところに駆けつけてくる」と応じた。「きっとヘイスティングスさんが『もう戻っていいぞ』って言ったら、そこから馬に乗って駆けつけているわけで、僕の中で、リアルに考えてみると、これはきっと睡眠時間を削っているに違いないなってなりました(笑)」。
そんなケイツビーとリチャードの絆について日野は「幼いリチャード様が、自分の身体の悩みを吐露してくれたという思いもあるため、恋愛感情ともなんともいえない、特別な気持ちで見ているんじゃないかと思います」と説明。「一括りに恋愛とか家族の愛情とかいえない壮大な気持ちがあるんですよ」と語ると、斎賀も「リチャードはセシリーさん(母)の愛情を受けて育っていない代わりに、ケイツビーから母親というか家族の愛情のようなものを受け取って育ったところはある」と答え「なくてはならないもの、という意味で、空気のような存在」とリチャードにとってのケイツビーを語った。

一緒に収録することが多いという 3 人。アフレコの様子を質問されると、日野が「僕がグリーンカレーが好きという話をしたら、杉田くんが次の週にはレトルトのグリーンカレーを差し入れてくれたんですよ」というエピソードを紹介。杉田が、途中参加の自分を斎賀が自然体で受け入れてくれて助かったと話すと、斎賀も「自分はマイクの前に立った時に役を入れるタイプなので、役が抜ければ斎賀に戻っているので」と、収録以外の時間は和気あいあいとしている現場の雰囲気を紹介した。このほかに、斎賀が「バッキンガムと似たようなメガネかけてきてくれたんですよ」と杉田の気遣いに触れるなど、リラックスした様子でトークは進行。杉田が「バッキンガムはすぐメガネをクラッシュする。メガネ屋さんとのコラボができなくなるんじゃないか」と心配をして笑いを誘う一幕もあった。

最後の質問は第2クールの見どころ。斎賀は「いなくなってしまった人たちが、どれだけリチャードに影響を与えたかということ考えてほしい」と話し、「かわいい息子のエドワード(・オブ・ミドラム)、それからキュートなベスが清涼剤になるので、そこを支えに見てもらって、辛い展開を一緒に乗り越えていただければ」と語った。
杉田は「リチャードを見ているバッキンガムが、自分では認識していなかった第三の視点に気づいた時、彼にどういう変化が生まれるのか、それとも生まれないのか?を見てほしい」とアピール。
日野は「普段はなかなか感情を出さないケイツビーが、感情をぶつけるシーンがあり、今までとはまた違うケイツビーが見られると思います」と注目点を紹介した。

トークの終盤には様々な情報も解禁。
まずは引き続き各種配信サイトにて、4月 10 日より毎週日曜 23 時から見放題配信&都度課金配信が実施されることが発表された。都度課金配信では本編のみでなく、オーディオコメンタリー付きの配信もあり、第 15 話のコメンタリーでは斎賀・杉田・日野が参加しているという。このほか Blu-ray2巻には映像特典として第1クール総括キャスト座談会が収録されるということや Blu-ray3 巻、4 巻の A-on STORE・アニメイト限定版特典オリジナルドラマ CD の情報なども発表された。
続いて、発売中の第 1 クール OP、ED 主題歌 CD 情報、A-on STORE とアニメイトで発売となるグッズ情報、舞台『薔薇王の葬列』の公式先行チケット(抽選販売)申し込み情報、原作コミックス情報のお知らせが行われた。

最後の挨拶で斎賀は「これからの展開は、なかなか幸せがみえないと思われる方もいると思います。でも、色んなキャラクターの視点でこの物語を考えたり吸収したりして、リチャード三世の物語を最後まで見届けてほしいと思います」とトークを締めくくった。

関連情報:4月10日(日)より順次放送・配信開始!『薔薇王の葬列』 第13話あらすじ&場面写真が解禁!第2クールキャラクター設定、キャラクターPV「リッチモンド」も解禁!

作品情報

【あらすじ】

中世イングランド。ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代。
ヨーク家の三男として生まれたリチャードは、母からは「悪魔の子」と疎まれる一方、同じ名を持つ父からは真っ直ぐな愛情を受けて育っていた。
リチャードの願いは、この世の光である父・ヨーク公爵が王位に就くこと。
だがリチャードの純粋な願いは、イングランドに戦乱の嵐を招くことになる。
さらにリチャードは、男女二つの性を持って生まれたという秘密があった。
誰にも明かせぬ秘密を胸に秘めたまま、リチャードもまた戦いの渦中に巻き込まれていく。
そこで待つのは愛の温もり、絶望の痛み。
痛ましくも美しい邂逅と別離が、「悪」への道へとリチャードを誘っていく――。

【メインスタッフ】

原作:菅野 文 『薔薇王の葬列』(秋田書店「月刊プリンセス」連載)
原案:ウィリアム・シェイクスピア『ヘンリー六世』『リチャード三世』
監督:鈴木健太郎
シリーズ構成・脚本:内田裕基 キャラクターデザイン:橋詰 力
美術監督:泉 健太郎 色彩設計:店橋真弓 撮影監督:高橋昭裕
音響監督:岩浪美和 音楽:大谷 幸 音楽制作:ランティス
アニメーション制作:J.C.STAFF

【メインキャスト】

リチャード:斎賀みつき ヘンリー:緑川 光 ヨーク公爵リチャード:速水 奨
エドワード:鳥海浩輔 ジョージ:内匠靖明 ウォリック伯爵:三上 哲 ケイツビー:日野 聡
マーガレット王妃:大原さやか エドワード王太子:天﨑滉平
ナレーション:大塚芳忠


▼『薔薇王の葬列』 公式サイト
https://baraou-anime.com/
▼『薔薇王の葬列』 公式Twitter
@baraou_anime

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