レポート　|　ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

2021.3.30 UP

スクスタ1周年記念スペシャルイベント『ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 校内シャッフルフェスティバル』イベントレポート

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人気スマホアプリ「ラブライブ！スクールアイドルフェスティバル ALL STARS（スクスタ）」に登場する、「ソロ活動」をコンセプトとした、ラブライブ！シリーズのスクールアイドル「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」。スクスタ1周年を記念した彼女たちのスペシャルイベントが、2021年3月20日（土）・21日（日）の2日間、ぴあアリーナMMにて開催された。今回はスクスタの機能である「メンバーの入れ替え」にフィーチャーしたコンセプトライブで、それぞれのメンバーの想いが詰まったソロ楽曲を交換するというニジガクならではのスペシャルステージ。当日は同時に有料生配信も行われ、両日ともに大いに盛り上がった。本記事では、2日目公演の模様をレポートする。

ライブ1曲目は、TVアニメのナンバーで華やかに開幕！

久々の有観客ライブに会場の熱気が高まる中、メンバー紹介映像が流れ、盛大な拍手に迎えられてキャストが登場。緑のベレー帽に黄色のワンピースが可愛らしい「未来ハーモニー」の衣装で披露したのは、TVアニメOP主題歌「虹色Passions！」。大きく手を振りながら元気弾けるダンスをパフォーマンスし、歌詞の「いっしょに歌おう！」で一体感を作り上げた。明るい未来への希望を朗らかに歌い、フェスティバルのオープニングに相応しい楽曲で会場を彩った。その後ショートMCを挟み、久しぶりの「あなた」との再会に感動しつつ、グループ紹介と来場の感謝を告げ、オンラインで参加する国内外のファンにも手を振って笑顔を見せた。シャッフル曲に突入する前に、「未来ハーモニー」とTVアニメED主題歌「NEO SKY, NEO MAP!」を2曲続けて披露。美しいコーラスが印象的な「未来ハーモニー」では、優しい歌声のハーモニーと息の合ったダンスで圧巻のパフォーマンスを披露し、会場を明るい雰囲気に包んだ。続く「NEO SKY, NEO MAP!」ではイントロと共にキャストが順にイメージカラーの傘を開き、ステージ上に色とりどりの傘（花）を咲かせる可愛らしい演出でスタート。途中真上からのアングルを映したり、傘を用いた華やかなダンスを披露したりなど、楽曲にマッチしたパフォーマンスで大いに楽しませた。歌が終わると「ありがとうございました〜！」「またね」と告げステージを去った。続いてスクリーン上に幕間ドラマが映し出され、ライブ舞台裏のニジガクメンバーが登場。みんなでかすみんのコッペパンを食べたり、くじ引きアプリで歌う順番を決めたりなど、メンバー同士の仲の良い掛け合いで観客を楽しませた。ここで1日目とは違う曲順の予感に期待が高まる中、一人一人ライブへの意気込みを語り、いよいよシャッフル曲のお披露目がスタート！

十人十色のアレンジが光る、シャッフル曲をお披露目！

会場いっぱいの拍手に迎えられ、トップバッターを務めたのは新たにニジガクに加わった三船栞子役の小泉萌香。会場のファンの前で歌うのは今回が初めてで、観客も感極まった様子。白いレーザー光線に包まれながら、朝香果林のナンバー「Starlight」をクールかつ情熱的にパフォーマンス。ネオンの煌びやかな照明の下、振袖風のドレスをひらめかせセクシーにダンスを披露し、会場を熱狂の渦に巻き込んだ。

続いてステージに上がったのは宮下 愛役の村上奈津実。中須かすみの「ダイアモンド」を独特のアレンジが光る圧巻のパフォーマンスで披露。ショートパンツに黒のブーツが格好良い衣装に身を包み、全身を使ったノリノリのダンスで観客を沸かせた。コールや振り付けにも遊び心が見られ、愛らしさ溢れる演出にSNS上でも絶賛の声が寄せられた。ステージを縦横無尽に駆け回り、最後までイキイキとした笑顔で歌唱し、観客へ元気を届けた。

続いて登場したのは上原歩夢役の大西亜玖璃。可憐なピンクのドレスに身を包み、桜坂しずくの「あなたの理想のヒロイン」をしっとりと心を込めて歌唱。「あなた」にとっては意味深い選曲に、観客からは嬉しい悲鳴が上がっていた。曲の間奏で見せるふとした表情や、振り返った瞬間に少し俯き加減になるところなど、細かい仕草が観客の心を掴み「圧倒的ヒロイン感」と称賛の声が溢れた。

続いて天王寺璃奈役の田中ちえ美が登場し、セーラー服に猫ミミの付いた衣装で近江彼方の「眠れる森に行きたいな」をパフォーマンス。原曲と同様にステージ上にベッドが用意され、枕を抱きしめながら歌ったり、ゆったりと踊ったりする姿に「可愛い！」の声が続出した。独特の愛らしい声と楽曲がぴったりと合い、楽曲の世界観を踏襲しながらも、表情や動きで璃奈らしさを演出し、リラックスした空気で会場を包み込んだ。

和やかなムードから一転し、和ロック調のアップテンポなイントロで登場したのは、優木せつ菜役の楠木ともり。赤のジャケットにタータン・チェックのスカートを着こなし、三船栞子の「決意の光」を歌唱。楽曲との親和性も抜群で、「せつ菜はロックが似合う！」と喜ぶファンも見られた。真紅の照明に照らされながら最後まで情熱的に歌い上げ、「行くよ！」の掛け声で会場を熱く盛り上げた。

次のステージでは、再び穏やかな空気に変わり、近江彼方役の鬼頭明里が登場。淡い紫色のドレスに身を包み、エマ・ヴェルデの「Evergreen」を優しい雰囲気でパフォーマンス。ふんわりとした歌声とゆったりとした振り付けで、原曲とは一味違った癒しを届けた。眠ったりするような振り付けを入れたりなど、時折挟まれる彼方らしい仕草で観客を喜ばせた。

次に登場したのは中須かすみ役の相良茉優。ロック調の激しいサウンドがクールな優木せつ菜の「CHASE!」を独自のアレンジでパフォーマンス。普段とは全く違う雰囲気に驚くファンもいたが、イントロが始まると自然と手拍子が始まり、観客を瞬く間に魅了した。黄色と黄緑の可愛らしい衣装でキレキレのダンスをする姿に「可愛い」の声が続出し、「ヘイ！」の掛け声やアドリブの呼びかけには「ちゃんとかすみんの『CHASE!』だ」と感動の声が上がった。

続いて朝香果林役の久保田未夢が登場し、宮下 愛の「めっちゃGoing!!」を先輩らしくクールに歌唱。オフショルダーの青いドレスがセクシーな装いで、手を大きく掲げて飛び跳ねるダンスをノリノリでパフォーマンス。ローブーツで階段を軽やかに駆け上がる姿も印象的で、コールでは会場に一体感を作り上げた。曲中に挟まれるダジャレも果林らしい美声で披露され、観客を大いに楽しませた。

続いてステージに上がったのは民族衣装風のドレスが可愛いエマ・ヴェルデ役の指出毬亜。上原歩夢の「夢への一歩」を明るく伸びやかに歌い上げた。長い手足を生かした大きい振り付けのダンスで観客を魅了し、会場を楽曲の世界観で満たした。聴く人を勇気づけるような歌詞と安定した歌声で、最初から最後まで癒しに溢れたパフォーマンスを披露した。

ラストを飾ったのは、桜坂しずく役の前田佳織里。天王寺璃奈の「ドキピポ☆エモーション」を可愛らしさ全開でパフォーマンス。頭に大きなリボンをつけた白のドレスに身を包み、ぴょこぴょこ動く独特のダンスでステージ上を駆け回る。「璃奈ちゃんボード」ならぬ「しずちゃんボード」が登場すると、ファンからは「可愛い！」の声が飛び交った。原曲の世界観にしずくらしさをプラスした演出で、最後まで観客を楽しませた。

10人揃った歌とダンスで熱狂を生んだライブ後半！

シャッフル曲が終わるとMCパートへ。10人全員の自己紹介の後、観客を巻き込んだコール＆レスポンスを行った。声が出せない中、観客はラブライブレードでハートを作ったりウェーブを作ったりなど、創意工夫しながらメンバーとの交流を楽しんだ。その後披露されたのは、ニジガクにとって始まりの曲でもある「TOKIMEKI Runners」。観客の前で10人揃ってのパフォーマンスは初めてで、観客はライトを虹色に変化させ、テンションMAXでステージを応援。それぞれが異なる衣装で、同じ楽曲を心を一つに歌い上げる姿に「これこそニジガク」と感慨に浸る観客も見られた。最後まで弾けるパフォーマンスで観客に笑顔を届けると「本日はありがとうございました！」と手を振ってステージを去った。その後スクリーン上には恒例のアンコールメーターが登場。メーターが上がるにつれて「璃奈ちゃんボード」の表情が笑顔になり、観客の気持ちも高まっていく。メーターが100％になると再び幕間ドラマが流れ、メンバー同士でライブの感想を語り合い、気持ちを確かめ合う様子が繰り広げられた。アンコール1曲目に選ばれたのは「Love U my friends」。キャストはライブTシャツに、各々のメンバーの缶バッチをつけて登場。ステージいっぱいに並んで可愛らしいダンスを披露し、まさに「大好きが咲いている」ような明るいパフォーマンスで会場を熱くさせた。ファンからは「最高！」「踊りたくなる」などの絶賛コメントが寄せられた。

最高の笑顔と歌声で走り抜けたDay.2！

ここでユニットライブ＆ファンミーティングの詳細やスペシャルムックの発売などの最新情報が次々と発表され、観客は歓喜に包まれた。その後最後の挨拶が行われ、一人ひとりが「あなた」への感謝と、シャッフル曲の感想を語った。慣れない振り付けで大変だったことや、工夫したところなど、ライブの裏話もたっぷりと披露され、ファンには堪らない時間となった。最後はラストに相応しい楽曲「Just Believe!!!」をキレのあるダンスとパワフルな歌声でパフォーマンス。虹色に輝く照明の下、アップテンポな楽曲を楽しそうに歌い、爽やかな笑顔でステージを盛り上げた。歌唱後は客席へ近寄り、「本日は本当にありがとうございました！」と一礼。最後まで最高の笑顔と歌声で観客を大いに楽しませた。今回のメインであるシャッフル曲は事前のファン投票によって決まったもので、観客は各々事前に予想した曲目と比べながら参加。当日は2日間とも異なる曲順だったため、毎回驚きと興奮に満ちたライブとなった。原曲の良さはそのままに、それぞれの個性を織り交ぜて披露された楽曲はどれも新鮮で楽しく、メンバーの新たな一面を発見できる機会となった。虹ヶ咲のコンセプトだからこそ実現できたシャッフルフェスティバルは、大勢のファンの熱気に包まれながら大盛況の内に幕を閉じた。

●本公演で解禁された新情報はコチラをチェック！

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