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阿部記之監督、佐々木望、檜山修之登壇!! 10月6日開催 25th Blu-ray BOX発売記念!「幽☆遊☆白書」 新作アニメーション最速上映会オフィシャルレポート&写真公開!

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TVアニメ化25周年を迎え、7月よりBlu-ray BOXシリーズが発売スタートとした「幽☆遊☆白書」。先日、10月6日に開催した【25th Blu-ray BOX発売記念!「幽☆遊☆白書」新作アニメーション最速上映会】のオフィシャルレポートと当日の写真を公開します。

10月6日開催 25th Blu-ray BOX発売記念!「幽☆遊☆白書」新作アニメーション最速上映会オフィシャルレポート&写真公開!

原作は集英社「週刊少年ジャンプ」連載、1992年10月〜1995年1月までTVアニメ全112話が放送され、2017年にアニメ化25周年を迎えた『幽☆遊☆白書』。好評発売中の25th Anniversary Blu-ray BOXシリーズより、最終巻「魔界編」に映像特典として収録される完全新作アニメーション「TWO SHOTS」「のるか そるか」の最速上映イベントが、2018年10月6日(土)、TOHOシネマズ新宿にて開催された。上映後には監督の阿部記之さん、浦飯幽助役の佐々木望さん、飛影役の檜山修之さんらゲスト陣によるトークショーも実施された。


写真左から 阿部記之、佐々木望、檜山修之 ※敬称略

記念すべきTVシリーズ第1話「死んだらオドロいた」と、完全新作アニメーション2本が上映され、会場に集まったファンの大きな拍手に迎えられる中、本日のゲストである阿部監督、佐々木さん、檜山さん、司会進行役のライター・大山くまおさんがステージに登壇した。まず、TVシリーズ第1話の思い出について聞かれた檜山さんは「幽助を車で轢いたのは僕です(笑)。第1話には僕だけでなく、後に蔵馬を演じた緒方(恵美)も幽助が助けた子供の母親役で出演しています。恐らくですけど、作品に慣れるという意味で、こういうキャスティングをされたのかなと思っています」とコメント。佐々木さんは「第1話のオンエアは家でリアルタイムで観たんですが、自分のやった幽助が凄く子供っぽく感じて、こういう役作りで大丈夫なのかなと。最初の何回かは幽助をどう演じていくか探り探りだったように思います。最終回のアフレコが終わった時に、音響監督の水本さんから、『幽助良かったよ。最初は心配だったんだけどね(笑)』。とおっしゃって頂いて嬉しかったです。幽助として成長できたということなんでしょうね」と語った。また、監督をすることになった経緯について聞かれた阿部監督は「『幽☆遊☆白書』はスタジオぴえろ(現:ぴえろ)の制作なんですけど、当時ぴえろ自体がギャグアニメ作品(『平成天才バカボン』『丸出だめ夫』など)を多くやっていて、あまりアクション系の作品を制作していなかったんです。その時に、それだったら若い人間にやらせようという話に上層部の方でなったらしく、僕に白羽の矢が立ったんです。中にはもちろんベテランの方もいらっしゃいましたけど、スタッフもキャストもみんな若かったですね」と当時の制作陣の顔ぶれについて思い出を語った。

続いて、完全新作アニメーション制作の経緯について聞かれた阿部監督は「『TWO SHOTS』に関しては、当時から実はアニメにする話があったんです。でも、なかなか実現させることができなくて。そんな中で、再度そういう機会を頂いたので、スタッフみんなで話し合って制作することになりました。ただ、それだと幽助が出ないことになってしまうので、とりあえずもう1本は幽助が出るやつにしようと(笑)。やっぱりみんなの技を一回くらい見せてあげたいなという想いもあって、幾つかある候補の中から『のるか そるか』をやることになったんです」と制作の舞台裏を明かした。また、収録について聞かれた佐々木さんは「みんなで集まって収録するのは20数年振りでしたけど、そこまで空いている実感がなくて、すんなり入ることができました。みんなもスタジオに来て“うわー久し 振り、元気?”みたいなこともなく、普通に来て、普通に出番を待って、普通に収録していましたね(笑)」と笑みを浮かべながら語ると、檜山さんも「変な例えになるもしれませんが、ずっとどこかで『幽☆遊☆白書』が続いていて、今まで20数年出番がなかっただけっていう感覚なのかもしれないですね(笑)」と語り、会場の笑いを誘った。

楽しいトークに続き、次のコーナーではTVアニメで描かれた数々の熱い闘いの中からファンの思い出に残る闘いを決めるベストマッチ投票の結果が発表された。これはBlu-ray BOX発売を記念して、Web上で実施された投票企画(※Blu-ray BOX発売記念!みんなで選ぶ!TVアニメ 幽☆遊☆白書 ベストマッチ投票!)で、ベストマッチ第1位〜第10位が決定。数ある激闘の中から栄えある第1位に輝いたのは、暗黒武術会での蔵馬vs鴉。蔵馬の闘いが上位を独占する結果となり、檜山さんは「この結果を緒方に伝えると調子に乗りそうなので、やめておきましょう」と笑った。続いて、登壇者への質問コーナーへ。「もし、他のキャラクターを演じられるならば誰を演じてみたいですか?」という質問に対し、佐々木さんと檜山さんの回答がかつてのインタビューで「仙水」で一致したとのこと。今チャンスがあれば演じてみたいか問われた檜山さんは「自信ないですね。納谷(六朗)さんの芝居が格好良くて、近くで拝見していても圧倒的な存在感がありました。もちろん戸愚呂弟役の玄田(哲章)さんも凄いんですけど、それとはまた違う敵ボス感が出ていて憧れていましたね」と先輩キャスト陣の芝居に脱帽していたことを打ち明けた。その他にも様々な質問が寄せられ、爆笑トークや作品への深い愛を感じさせるエピソードトークで会場のファンを盛り上げた。最後はゲスト陣から一人ずつメッセージが贈られ、Blu-ray BOXの発売を記念して開催された『幽☆遊☆白書』新作アニメーション最速上映会は幕を閉じた。

<登壇者エンディングコメント>

監督:阿部記之さん

アニメ化25周年ということでしたけど、本当にあっという間でした。作品としては、この先もずっと残っていって欲しいと思っています。自分の中でやり残していた「TWO SHOTS」と「のるか そるか」を作ることができて嬉しかったですし、みなさんにお会いすることができて今日は本当に楽しかったです。

飛影役:檜山修之さん

こんなにも多くの方から愛され続けている作品に出会えたことは、声優として本当に恵まれていることだと思います。僕自身、何度観ても全く色褪せない、面白い作品だなと改めて感じています。昔からのファンの方は今回のBlu-ray BOXで見直して頂き、新規のファンの方はとことんまで『幽☆遊☆白書』の面白さを堪能して頂ければと思います。今日は本当にありがとうございました。

浦飯幽助役:佐々木望さん

私の知り合いに24歳の男性の方がいて、彼の好きな二大アニメの一つが『幽☆遊☆白書』だったんです。もう一つは『ドラゴンボール』なんですけど(笑)。それを聞いた時、凄く嬉しくて。作品というものは作られた時代がいつであれ、その作品に魅力さえあれば、世代を超えて好きになってくれる方がいて、ずっと残っていくものなんだと改めて思いました。今回は25周年ということで、完全新作アニメーションを2本作れた訳ですけど、たくさんの方に観て頂いて、今後も『幽☆遊☆白書』を愛して頂き、応援して頂けると嬉しいです。


▼幽☆遊☆白書 TVアニメ化25周年記念サイト 公式サイト
http://pierrot.jp/yuhaku25/
▼アニメ 公式Twitter
@yuhaku25th
▼Blu-ray BOX発売記念特集サイト【幽☆遊☆白書 霊界通信】
https://v-storage.jp/yuyuhakusho/

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