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〈ボディーワークス〉アーティストとしての成功を祝って乾杯!!大人びた魅力を放つ芳根京子を映した映画『Arc アーク』本編映像解禁!こだわりの美術にも注目!

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『愚行録』『蜜蜂と遠雷』で国内外より注目される石川慶監督の待望の新作映画『Arc アーク』が6月25日(金)より全国ロードショー。この度、華やかなパーティーを切り取った本編映像が解禁となりました。

華やかなパーティーを切り取った本編映像解禁!こだわり抜いた美術のコンセプトも解説!

この度解禁されたのは、リナ(芳根京子)が所属するエターニティ社が、社を挙げて開催した年越しパーティシーン。遺体を美しいまま保存するプラスティネーションの技術で生み出された〈ボディーワークス〉が普及し、大きく飛躍したことを祝う大きな宴だ。師であるエマ(寺島しのぶ)から受け継いで社を代表する〈ボディーワークス〉アーティストへと成長し、飛躍の立役者となったリナを囲み祝杯を挙げる。19歳のおかっぱ頭で服装にも無頓着だった少女から一変、30歳を迎えたリナは、美しく洗練された女性へと変貌と遂げていた。華やかに装飾された会場には、リナが手掛けた〈ボディーワークス〉も展示され、会場中から大きな賞賛を受けるが、リナは、会場にいないある人物の姿を探していた…。
普段の芳根の明るく可愛らしいイメージとはまた別の、会社の代表としての貫禄を感じさせる美しい大人の魅力を放つ芳根の姿と、ロケ地にもなっている香川県庁東館の印象的な壁画を存分に活かし、まるで異国の映画のように細部までこだわり抜かれた美術への本気度が分かる映像になっている。

本編映像解禁

そんなこだわりの美術を手掛けたのは、『ミッドナイトスワン』(20)で日本アカデミー賞優秀美術賞にノミネートされた我妻弘之。石川慶監督とは、『蜜蜂と遠雷』(19)から本作で2度目のタッグとなる。石川と我妻は本作の独特の世界感を作り上げる上で、「50年、100年残ってきた良質な素材やデザインはこの先も残り続ける」という考えの下、あえて既存の建物を上手く利用することに決めた。このパーティーシーンについて我妻は、「映画全体の中でも唯一無二の華やかな空間になるように心掛けましたが、装飾品は飾らずシンプルに三体による〈ボディワークス〉がギャラリーの中で強調されるように意識しました」と世界的建築家・丹下健三が設計を手掛け、現在も現役で使用されている昭和の名建築が持つ華やかさを、そのまま映像に活かすという大胆な表現を実践。その〈ボディーワークス〉は、昔から憧れていたというティム・バートンの世界観をベースに「師であるエマ(寺島しのぶ)からバトンを渡されたリナによる、アート性、メッセージ性が強く斬新なボディワークス作品を表現したいと思いました。難易度が高かったですが、振り切ったプランでも良いかなと考えました」と遊び心溢れるデザインにあえて挑戦したことを明かす。一方で、撮影の苦労した点として「撮影当日に限られたセッティング時間の中で自分がイメージする完成形を目指してポージングしている役者さんに美術スタッフ総出でテグス糸に絡みながら仕上げた事ですね」と妥協せずに美しい空間を作り上げるための苦労を振り返る。現在と地続きでありながら、誰も観たことがない近未来を表現するためにこだわり抜かれた美術にも注目していただきたい。

『Arc アーク』について

原作は21 世紀を代表するSF 作家ケン・リュウの傑作短編小説「円弧(ルビ:アーク)」(ハヤカワ文庫刊)。原作の息をのむほど斬新な不老不死のシチュエーションと、行間に流れる死生観を引き継ぎながら、映像作品へと鮮やかに転生させたのは、海外からも熱い注目を浴びる石川慶監督。主人公・リナに扮するのは、『累 -かさね-』と『散り椿』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、最新作『ファーストラヴ』では、その憑依したような熱演に堤幸彦監督から“涙の魔術師”と絶賛された芳根京子。一人の女性の17 歳から100 歳以上を生き抜くという、キャリア史上最難関の役どころを繊細かつ大胆に演じきった。その他、リナが勤めるエターニティ社の責任者エマに、寺島しのぶ。エマの弟で天才科学者である天音役に、岡田将生。さらに、物語の重要なカギを握る人物を、倍賞千恵子、風吹ジュン、小林薫という日本映画界の至宝である3 人が演じ、その全身から滲み出る人間味でスクリーンに情感を与えた。人類にとって全てが初めてとなる不老不死の世界を描いた、驚嘆と不思議(=センスオブワンダー)に彩られた壮大なるエンターテインメント作品が誕生した!

<ストーリー>

舞台はそう遠くない未来、人類は必ず訪れる”死”への抵抗を試みていた…。

自由を求めて生きていたリナ(芳根京子)は<プラスティネーション>という遺体を美しい姿のまま永久に保存する技術の第一人者であり、彼女の人生の師となるエマ(寺島しのぶ)と出会う。リナは彼女の元で初めて <プラスティネーション>の技術に触れ、次第に才能を発揮していく。一方、エマの弟である天音(岡田将生)はストップエイジングによる不老不死の技術を完成させた。この世紀の発明を世間に発表する記者会見で不安を抱えるリナの手を優しく包み込む天音。やがて天音と恋に落ちたリナは彼と過ごす人生で一番幸せな瞬間で歳を重ねることを止め、永遠の若さと命を得る決心をする。しかしこのストップエイジングの技術は「持つ者」と「持たざる者」に世界を二分してしまうことを意味していた…。賛否両論が巻き起こり社会は混乱に陥るが、リナは「これからは私が自分の生き方でそれを証明していきます」と力強く宣言するのであった。

キャスト:芳根京子、寺島しのぶ、岡田将生、清水くるみ、井之脇海、中川翼、中村ゆり/倍賞千恵子/風吹ジュン、小林薫
原作:ケン・リュウ『円弧(アーク)』(ハヤカワ文庫刊 『もののあはれ ケン・リュウ短編傑作集2』より)
脚本:石川慶 澤井香織 音楽:世武裕子 監督・編集:石川慶
製作:2021映画『Arc』製作委員会 製作プロダクション:バンダイナムコアーツ 配給:ワーナー・ブラザース映画
2021年/日本/127分/スコープサイズ/5.1ch

6月 25日(金) 全国ロードショー


▼Arc アーク 公式サイト
http://arc-movie.jp/
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