「背筋も凍る怪談をあなたに･･･眠れない夜をお過ごし下さい。」

【5話収録】
■第1話「地下通路」
　秋山さんは20数年前看護婦寮で生活していたが、改築のため同僚ら5人と病院の敷地内にある家に移転した。しばらくすると、寝ている自分のしたからストレッチャーの音が聞こえてきたり、人の気配がするようになってきた。そんな中、一緒に移転してきた若い看護婦が突然行方不明になり…。
■第2話「窓をたたく女」
　稲川氏のおじさんが町工場で夜警をしていたときの体験。その工場はかって爆撃を受けた事があるらしく、誰もが夜警を嫌がった場所だった。そんな中おじさんは夜警にでると、とある部屋で音が聞こえる。その音は焼け爛れた女性が窓を叩いている音だったのだ！！
■第3話「鳥取の山小屋」
　男はあるとき、鳥取県の山小屋で番人を依頼された。何日か過ぎた天候の乱れたある日、灯りもない真っ暗な中で夕食の準備をしていると、何かが闇の向こうからやって来るのだ。そして女の声が聞こえてきて…！？
■第4話「3年Ａ組」
　既に亡くなられているＫさんの話。大学の夏休み、久しぶりに帰省し中学のクラス会に出席したＫさんは、旧友らと中学時代に行った神社へ行ってみようという事になった。そこには中学時代に願い事を書いて入れた箱があり、中を覗くと数年前に死んだ女の子からＫさんへ宛てたラブレターが入っており･･･
■第5話「幽霊が写った！」
　稲川氏の元にＡＢＣアナウンサーの宮根さんから「幽霊がうつったかも！」という電話が入った。話によるとスタッフが照明とは違う発光体をみつけ、見ていると女性の顔となり、やがて体も出てきたというのだ！！

製作年度：2003

プロデューサー：米倉功人・梅澤勝路・石川びん／プロデューサー＆ディレクター：三木和史／撮影：吉賀一彰・岡田直人・佐藤 有／照明：藤井友之・城所美和／録音：平島 保／音楽：村上 純／美術：石毛 朗／美術助手：坂本 朗／協力：ユニＪオフィース／制作協力：ビデオプランニング／製作著作：よみうりテレビ・バンダイビジュアル　他

ストーリーテラー：稲川淳二