僕らは今 消えない虹なんだ

　デビュー1周年を迎え、記念のライブツアー開催が決まったIDOLiSH7（アイドリッシュセブン）。 先輩であり、良きライバルであるTRIGGER（トリガー）、Re:vale（リヴァーレ）もそれぞれに華々しい活躍で注目を集めていた。そんな3グループの人気が高まる一方で、芸能界の“ノイズ”が彼らに近づく。噂、敵意、臆測、仕掛けられた駆け引き。夢や憧れだけでは生き残れない、華やかな世界の裏側。様々な思惑が絡み合うなか、アイドル業界を揺るがす“新勢力”も密かに動き出していた――。

■#28「変わる景色」
　『Friends Day』でのライブが反響を呼び、IDOLiSH7とTRIGGERは「MOP」のランキングで3位を競うほど人気を増した。現状の1位はRe:vale、2位はŹOOĻだったが、Re:valeは辞退を表明。それは後輩たちに舞台を譲るためだったが、ŹOOĻも辞退したことで流れが変わり、ここまでの展開が“TRIGGER復活”のためのヤラセだと噂されるように……。そうした声を払拭するためにも、IDOLiSH7とTRIGGERは互いに全力で勝負すると決意する。
■#29「掻き混ぜ零れゆく」
マンションで了に拘束される百。連絡がとれず心配した千は、何かを知っていそうなトウマに会いに行く。了に脅されていたトウマは押し黙るが、本気で怒った千に抗うことはできなかった。一方、ナギは「Sakura Message」に隠されたメッセージに気づき、そのヒントを与えた巳波を問い詰め、春樹の命が長くないことを知らされる。同じ頃、百は了の部下に無理やり酒を飲まされ、危険な状況に。そこへ駆けつけた千を、百は巻き込むまいとするが……。
■＃30「結ばれる因果」
「MOP」の開催当日、陸はゼロアリーナが見える公園で天と会う。互いに歩み寄れない部分があっても、ライバルとして全力で競い合う。それが二人の素直な気持ちだった。ヤラセ疑惑や出来レースという声もある中、ステージに立ったIDOLiSH7とTRIGGERは、今の真っ直ぐな想いを歌で伝えようと、それぞれが最高のパフォーマンスを披露する。その眩しい姿を、羨むように見つめる悠とトウマ。そして、視聴者による投票の集計結果が発表される――。

製作年度：2022

#28　脚本:関根アユミ／絵コンテ:林 宏樹／演出:山本隆太、渡部 周／総作画監督:サトウミチオ、鈴木 勇、林 夏菜、村山未菜美／作画監督:清水明日香、小川真由美、小西紗希、森下智恵、スタジオギガ／作画監督協力:松下純子、池田浩章、岡崎洋美、加藤里香、西田光洋、花村千尋、藤中友里、猪股雅美
#29　脚本:関根アユミ／絵コンテ:加藤 誠／演出:田中春香、志賀翔子／総作画監督:サトウミチオ、猪股雅美、鈴木 勇、林 夏菜、村山未菜美／作画監督:池田浩章、岡崎洋美、加藤里香、川上恵里花、小西紗希、小林陽奈、西田光洋、藤中友里、丸岡功治、森下智恵、諸石美雪、スタジオギガ／作画監督協力:花村千尋
#30　脚本:関根アユミ／絵コンテ・演出:別所誠人／総作画監督:サトウミチオ、猪股雅美、鈴木 勇、林 夏菜、村山未菜美、日下部智津子／総作画監督協力:森下智恵／作画監督：池田浩章、岡崎洋美、小川真由美、加藤里香、黒田直寿、小西紗希、中村真由美、西田光洋、藤中友里、諸石美雪／作画監督協力:花村千尋
「ナナツイロ REALiZE」ライブパート　コンテ:Murasaqi、別所誠人／演出:別所誠人、Murasaqi／作画監督・原画:奥田 淳
「DAYBREAK INTERLUDE」ライブパート 絵コンテ・演出:別所誠人／作画監督・原画:牧野竜一


原作：バンダイナムコオンライン・都志見文太／監督：別所誠人／シリーズ構成：関根アユミ／スーパーバイザー：あおきえい／キャラクター原案：種村有菜／アニメーションキャラクターデザイン：深川可純／総作画監督：サトウミチオ・猪股雅美・奥田 淳／美術監督：葛 琳／色彩設計：篠原真理子／2Dデザイン：高橋清太（FUETE）／撮影監督：津田涼介／CGディレクター：ヨシダ.ミキ／3Dワークス：井口光隆／編集：右山章太／監督補佐：志賀翔子／音楽：加藤達也／音楽制作：ランティス／音響監督：濱野高年／アニメーション制作：TROYCA／製作：アイナナ製作委員会

和泉一織：増田俊樹／二階堂大和：白井悠介／和泉三月：代永 翼／四葉 環：KENN／逢坂壮五：阿部 敦／六弥ナギ：江口拓也／七瀬 陸：小野賢章／小鳥遊音晴：千葉進歩／大神万理：興津和幸／小鳥遊 紡：佐藤聡美／八乙女 楽：羽多野 渉／九条 天：斉藤壮馬／十 龍之介：佐藤拓也／八乙女宗助：小西克幸／姉鷺カオル：川原慶久／百：保志総一朗／千：立花慎之介／岡崎凛人：古川 慎／亥清 悠：広瀬裕也／狗丸トウマ：木村 昴／棗 巳波：西山宏太朗／御堂虎於：近藤 隆／月雲 了：高橋広樹