君がいれば、生きることも死ぬことも怖くない。
八つの玉が導く運命の物語。

【2話収録】
■第十一話「現身」
　荘介そっくりの男が昔の信乃を知っていたことから、毛野にその男との関わりを詰問される信乃。言い争う二人だったが、現八に水をかけられいさめられる。着替えをする中、一同は自分たちの体に同じような花の形をした痣があることを知るのだった。信乃は琥珀と再会し身の上話を聞かされるが、後にその話が嘘であること、琥珀がかつて現八や小文吾も従軍した人質事件が起きた北部の村の出身であることを知る。
■第十二話「代償」
　昭市が信乃を撃った事件は、現八により銃の暴発ということで収められた。次第に血への渇望を抑えられなくなった琥珀は、ついに同僚の千歳に手をかけてしまい花街から姿を消す。重傷を負い、莉芳によって見琅館にかくまわれた信乃は、本来の18歳の姿になっていた。目覚めた信乃は昨日言い争ったことを謝りに荘介のもとへ赴くが、その頃、荘介のもとに琥珀が現れて―。

製作年度：2013

第十一話　脚本：広田光毅／絵コンテ：小島正士／演出：高山秀樹／総作画監督：瀧原美樹・工藤裕加・平川亜喜雄／作画監督：松下郁子・松浦里美・石川洋一・瀧原美樹・吉田和香子・津熊健徳
第十二話　脚本：広田光毅／絵コンテ：名村英敏／演出：菊池聡延／総作画監督：安田京弘／作画監督：菊池聡延

原作：あべ美幸「八犬伝―東方八犬異聞―」（角川書店　ASUKA COMICS CL-DX刊／『CIEL』連載）／総監督：ヤマサキオサム／監督：山﨑みつえ／シリーズ構成：ヤマサキオサム・山﨑みつえ／キャラクターデザイン：加藤裕美／美術監督：杉浦美穂・岡崎えりか／ビジュアルコーディネート：辻田邦夫／編集：松村正宏／撮影監督：近藤慎与／音響監督：郷田ほづみ／音楽：黒石ひとみ／音楽制作：ランティス／アニメーション制作：スタジオディーン／製作：八犬伝プロジェクト　他

犬塚信乃：柿原徹也／犬川荘介：日野 聡／犬飼現八：前野智昭／犬田小文吾：寺島拓篤／犬阪毛野：三宅淳一／里見莉芳：神谷浩史／尾崎 要：浪川大輔／村雨：岡本信彦／九重：進藤尚美／姫：勝生真沙子／犬田小夜子：根谷美智子／琥珀：皆川純子／千歳：木村はるか／昭市：近藤孝行／老シスター：谷 育子／店主：金子一生／金狐：原嶋あかり／天狐：西口杏里沙　他