「侵略宇宙人に盆も正月も夏休みも無いでありますからな」
198X年。ペコポンはすでにケロン人の侵略を受けていた!?
だがこの侵略に気づいたひとりのメガネっ娘がいた！冬樹、ひと夏のバックトゥザフューチャ～！

【4話(放映4週分)収録】
　チ～ッス、ケロロ軍曹でありますよ。今や我がケロロ小隊は宇宙的に有名！　そのせいで色々な挑戦を受けるようになったであります。料理名人型宇宙人とか、超進化カブトムシとか。どいつもコイツも手強いヤツラでありますが、我々は誰の挑戦でも受ける！どっからでもかかって来るであります。ケロロ小隊に不可能はない！！　……とは言うものの、タイムマシンだけはムリ。てことは、20年前の世界に飛ばされた我輩たちはどうなるのよ～!?　おっと、泣いてるだけじゃ何も解決しない。何事もやってみなけりゃわからない。そんな訳で、我輩はドミノ倒しでギネスに挑戦！　ポール殿はライバルに挑戦！　ギロロ伍長はハガキ職人に挑戦！　みんながんばっているであります。そんな中、桃華殿に異変が……？

■第21話
「ケロロ 鉄人シェフの挑戦状 であります」
　星から星へと、腕の立つ料理人に戦いを挑んで回っている料理名人、ミネミネとゴモゴモがケロロたちの前に現れた。基地を賭け、彼らと料理対決することになったケロロたち。だが、夏美も冬樹も小雪もミネミネ＆ゴモゴモに敗れ去ってしまう。そして、いよいよケロロが登場するが…。
「タママ 最強戦士の挑戦状ですぅ であります」
　日向家のまわりにクワガタやカブトムシが大量発生。虫嫌いの冬樹は震え上がるが、タママは以前戦ったスーパーカブトムシのことを思い出していた。そして、それらが金になると聞いたケロロは、虫たちを集めはじめる。だが、その虫たちが突然ケロロたちに攻撃をはじめ…。
■第22話
「冬樹 198X 僕たちの夏休み であります」
　林で虫取りをしているケロロたちと出会う冬樹。カブトムシやクワガタが高く売れると知ったケロロは、クルルの「人生が2度アレバ銃」でクヌギの木を大きくして、虫を集めたという。その時、突然土砂降りとなり、雷が鳴りはじめた。そして雷が銃を直撃。辺りは光りに包まれ、冬樹やケロロたちは1980年代の奥東京市へとタイムスリップしてしまう。とりあえず、ギロロたちを周辺の調査へと向かわせるケロロ。そしてケロロはガンプラをさがすため、冬樹とともに都心へと向かうことに。そこで冬樹は、中学生の頃の秋と出会うが…。
■第23話
「あっと驚く～特別企画 ゲロゲロ30分！ であります」-15本立てのスペシャルバージョン-
　ギネスブックに載ろうとするケロロは、まずはドミノ倒しを始め…。「わらしべ長者」をヒントに、地球を手に入れようとするケロロだったが…。冬樹がモアと2人きりで部屋に閉じこもっていると聞いた桃華は…。ポールがある男と決闘することに…。ケロロは金もうけのために映画館を建てるが…。星占いが得意なモアは、夏美、桃華、小雪のために恋占いをすることに…。
■第24話
「桃華 覚醒！三番目の桃華 であります」
　冬樹が西澤グループの後継者にふさわしいのか、テストされることになった。そこで桃華はケロロを訪ね、冬樹をきたえ上げてほしいと願い出る。「予算500億円」ということで、すぐに引き受けるケロロ。だが、西澤グループの後継者ということは、語学、経済学、政治学、格闘技、帝王学…と、とにかくあらゆることに長けていることが要求される。そこでケロロは、桃華の父・梅雄の頭脳データを冬樹の頭に直接インストールすることにする。

製作年度：2005

第21話　脚本：池田眞美子・吉崎観音／演出：岡崎幸男／絵コンテ：吉川博明・北村真咲／作画監督：武内 啓
第22話　脚本：駿河幸雄／演出：阿宮正和／絵コンテ：カトキハジメ／作画監督：しんぼたくろう／高橋真一
第23話　脚本：横谷昌宏／演出：佐藤昌文／絵コンテ：赤坂三十郎／作画監督：草刈大介・飯飼一幸
第24話　脚本：笠原邦暁／演出・絵コンテ：鵜飼ゆうき／作画監督：小池智史

企画：サンライズ／原作：吉崎観音（角川書店 少年エース連載）／監督：山本裕介／シリーズ構成：池田眞美子／音楽：鈴木さえ子／キャラクターデザイン：追崎史敏／美術監督：田尻健一／色彩設計：舟田圭一・中里智恵／撮影監督：福士 享／編集：板部浩章／音響監督：鶴岡陽太／総監督：佐藤順一／製作：テレビ東京・NAS・サンライズ　他

ケロロ軍曹：渡辺久美子／タママ二等兵：小桜エツ子／ギロロ伍長：中田譲治／クルル曹長：子安武人／ドロロ兵長：草尾 毅／日向冬樹：川上とも子／日向夏美：斎藤千和／日向 秋：平松晶子／西澤桃華：池澤春菜／アンゴル・モア：能登麻美子／東谷小雪：広橋 涼／サブロー：石田 彰／556：檜山修之／ラビー：金田朋子／ナレーション：藤原啓治　他