手塚は誰を選ぶのか――選抜メンバーついに決定！
オレ以外の誰にも手塚は倒させはしねえ！

【4話収録】
■第141話「跡部×真田　頂上対決！」
　手塚のライバルとして、強いのはどちらなのか？　それをハッキリさせるために、跡部と真田が無断で練習試合を始めた。榊コーチは二人の実力を見るチャンスと、特別に許可を与える。コートの周辺には合宿メンバーが集まり、両者の対決に注目した。先にリードしたのは跡部だったが、真田は動じることなく「破滅への輪舞曲」を打ち破る。得意の「インサイト」で探っても、真田の弱点は見えてこない。跡部は新たなサーブで勝負を賭ける！
■第142話「アメリカから来た少年」
　手塚班で大石・宍戸ペアVS菊丸・鳳ペアの練習試合が行われることになった。いつもはパートナーである宍戸との対戦に、戸惑いを隠せない鳳。負けまいと焦って空回りし、相手に大量リードを許してしまう。そんな鳳を明るくフォローする菊丸。自分とは逆に、大石との戦いを心から楽しんでいる菊丸の姿に、鳳は心を動かされていく…。その頃、合宿メンバーが留守中の各校では、リョーマを捜すアメリカ人の少年がテニス部を荒らしていた。
■第143話「手塚の選択」
　選抜メンバーの絞り込みが進み、手塚は誰を推薦するか決めかねていた。そんな手塚に再戦を申し出るリョーマだが、答えてはもらえない。各班の練習はメンバー選出を目前に控え、気合いが高まっていた。一方、ケビンと名乗る少年のテニス部荒らしは続いていた。橘から連絡を受けた神尾により、それはリョーマたちにも伝えられる。井上の情報でケビンがアメリカ選抜の選手だと知るが、リョーマは自分が狙われることに心当たりがなかった。
■第144話「結成！ドリームチーム」
　合宿も最終日を迎えた。解散式が行われ、榊コーチから選抜メンバー7人が発表される。メンバー入りが確実視されていたリョーマは意外にも落選。選ばれた者も選ばれなかった者も、さらなる実力アップを誓い、それぞれの学校へと帰っていった。その頃、亜久津が山吹中テニス部を倒したケビンと試合しようとしていた。戻った直後に壇からそのことを聞いたリョーマは、コートに駆けつける。ケビンのプレイは、リョーマにそっくりだった…。

製作年度：2001

第141話　脚本：前川 淳／演出：高島大輔／絵コンテ：山田健学／作画監督：浜森理宏
第142話　脚本：高橋ナツコ／演出：奥野コウ太／絵コンテ：竹本玉三／作画監督：飯塚晴子
第143話　脚本：坂井史世／演出・絵コンテ：田中 一／作画監督：佐藤多恵子
第144話　脚本：志茂文彦／演出：松澤建一／絵コンテ：斗万旦一／作画監督：高橋成之

原作：許斐 剛（集英社『週刊少年ジャンプ』連載）／企画：岩田圭介（テレビ東京）、松下洋子／シリーズ構成：前川 淳／キャラクターデザイン・総作画監督：石井明治／美術監督：川井 憲／音響監督：平光琢也／音楽：渡部チェル／アニメーション制作：トランス・アーツ／アニメーション制作協力：Production I.G／監督：浜名孝行／製作：テレビ東京、ＮＡＳ　他

越前リョーマ：皆川純子／手塚国光：置鮎龍太郎／大石秀一郎：近藤孝行／乾 貞治：津田健次郎／不二周助：甲斐田ゆき／菊丸英二：高橋広樹／河村 隆：川本 成／海堂 薫：喜安浩平／桃城 武：小野坂昌也／真田弦一郎：楠 大典／跡部景吾：諏訪部順一／宍戸 亮：楠田敏之／鳳 長太郎：浪川大輔／観月はじめ：石田 彰／亜久津 仁：佐々木 望　他