異色のダブルス―　新しいプレイスタイル―個性派メンバーの集う選抜合宿、波乱の幕開け！
漫才でも勝てばバンザイ…ええかげんにせえ！

【4話収録】
■第137話「疑われた仲間」
　合宿初日の夜、切原が階段から落ちて怪我をした。竜崎班のメンバーが理由を問いつめても切原は真相を語らず、堀尾の目撃情報により神尾が疑われてしまう。翌日、気まずい雰囲気のままトレーニングは続けられるが、犯人扱いされた神尾は真犯人探しに走り回る。一方、華村班では忍足・天根ペアVS神城・伊武ペアの練習試合が行われていた。両者の戦力は、ほぼ互角。しかし、忍足・天根ペアは意外にも息の合ったコンビネーションを見せる。
■第138話「リョーマＶＳ切原！激闘を超えて」
　自主練の時間に、一人で壁打ちをする切原。しかし、心の中には自分を責めるいくつもの声が響いていた。そんな時、リョーマは切原が怪我をした現場にいたのが、杏だとつきとめる。杏の口から語られる事件の真相。話を聞いたリョーマは、切原に試合を申し込む。竜崎班のメンバーが心配して見守る中で、続けられるラリー。切原はリョーマのロブを取ろうとして倒されても、赤い目になることなく立ち上がる。その変化に誰もが注目するが…。
■第139話「新生・千石清純」
　関東大会からの心労が重なり、スミレが倒れた。コーチ不在の竜崎班は、メンバーの話し合いで練習試合をすることになった。真っ先に名乗りを上げた千石は、対戦相手に桃城を指名する。コートに立った千石の体は、見事に鍛え上げられていた。都大会のリベンジともいえる試合で、以前よりも重い打球を放つ千石。その秘密は、ボクシングによるトレーニングにあった。自分のテニスを一から変えた千石に対し、桃城も全力で応えて勝負に挑む。
■第140話「おかえり、手塚国光」
　コーチ不在が続く竜崎班は、練習方針で意見が分裂していた。そこへ突然、ドイツから帰国した手塚が現れる。手塚はスミレの代理として、竜崎班のコーチを任されたのだった。納得できない梶本の意見により、手塚のコーチとしての腕を試すラリー練習が行われる。しかし、対戦を申し出る誰もが手塚を打ち破ることができない。肩が完治していなくても、実力は健在だった。その姿を見ていた跡部と真田は、あらためて手塚への闘志を燃やす…。

製作年度：2001

第137話　脚本：志茂文彦／演出・絵コンテ：多田俊介／作画監督：飯塚晴子
第138話　脚本：坂井史世／演出・絵コンテ：山崎浩司／作画監督：しまだひであき
第139話　脚本：時村 尚／演出：鈴木 薫／絵コンテ：斗万旦一／作画監督：谷津美弥子
第140話　脚本：笠原邦暁／演出・絵コンテ：森 義博／作画監督：松浦仁美

原作：許斐 剛（集英社『週刊少年ジャンプ』連載）／企画：岩田圭介（テレビ東京）、松下洋子／シリーズ構成：前川淳／キャラクターデザイン・総作画監督：石井明治／美術監督：川井 憲／音響監督：平光琢也／音楽：渡部チェル／アニメーション制作：トランス・アーツ／アニメーション制作協力：Production I.G／監督：浜名孝行／製作：テレビ東京、ＮＡＳ　他

越前リョーマ：皆川純子／手塚国光：置鮎龍太郎／大石秀一郎：近藤孝行／乾 貞治：津田健次郎／不二周助：甲斐田ゆき／菊丸英二：高橋広樹／河村 隆：川本 成／海堂 薫：喜安浩平／桃城 武：小野坂昌也／切原赤也：森久保祥太郎／神尾アキラ：鈴木千尋／千石清純：鳥海浩輔／跡部景吾：諏訪部順一／忍足侑士：木内秀信／天根ヒカル：竹内幸輔　他