――129話は、若き日の南次郎の姿を描いた番外編。
132話では、青学（せいがく）メンバーがちびキャラ一家になって登場！
そばにいなくても　俺たちはいつも一緒に戦っていたんだ

【4話収録】
■第129話「ｻﾑﾗｲの詩(うた)」
　大きな夢を求めて、ｱﾒﾘｶの地を踏む男がいた。名は越前南次郎。のちに"ｻﾑﾗｲ"の異名を持つ男の若き姿だった。南次郎は訪れたﾃﾆｽｸﾗﾌﾞで、そこに通う日本人女性の倫子やｸﾗﾌﾞ所有者のｽﾐｽと出会う。ﾌﾟﾛとしてｺｰﾁも務めるｽﾐｽは、傲慢なやり方でﾃﾆｽｸﾗﾌﾞを仕切っていた。ある日、ｽﾊﾟﾙﾀ指導を受ける子供をかばった倫子が、ｽﾐｽに痛めつけられてしまう。そのことを知った南次郎は、ｽﾐｽに試合を申し込むが…。
■第130話「手塚に会いたい」
　休みを利用して、ﾄﾞｲﾂのﾐｭﾝﾍﾝにやってきた青学（せいがく）ﾚｷﾞｭﾗｰ陣。目的は手塚に会って関東大会優勝の報告をし、ﾒﾀﾞﾙを手渡すことだった。久しぶりの再会を喜ぶﾘｮｰﾏたち。一行は手塚の案内でﾐｭﾝﾍﾝの街を観光する。ところが、乾、桃城、海堂、ﾘｮｰﾏが迷子になってしまった。さらに海堂がはぐれ、残りの3人は街でﾊﾝﾅという女性と出会う。ﾊﾝﾅは酔っていたが、彼らがﾃﾆｽﾌﾟﾚｲﾔｰだと知るとﾃﾆｽｺｰﾄへ誘う。
■第131話「ﾈﾊﾞｰｷﾞﾌﾞｱｯﾌﾟ」
　ﾘｮｰﾏと試合を開始したﾊﾝﾅは、酔っていてもかなりの実力者だった。そこへ手塚たちが合流する。じつはﾊﾝﾅこそ手塚のﾄﾚｰﾅｰであり、手塚がみんなに会わせたいと思っていた人物だった。ﾊﾝﾅはかつて注目のﾌﾟﾛ選手だったが、嫌がらせが原因で表舞台から退き、現在はﾄﾚｰﾅｰを務めていたのだ。試合はﾊﾝﾅが一方的にﾘｰﾄﾞする。それでもあきらめずに食らいつくﾘｮｰﾏの姿に、ﾊﾝﾅは失いかけた何かを感じていた…。
■第132話「てにぷり」＜第132話は特別編。「ﾃﾆｽの王子様」ﾁﾋﾞｷｬﾗによるｵﾘｼﾞﾅﾙｽﾄｰﾘｰ。＞
「ゆかいなﾃﾆﾌﾟﾘ一家」
　7人＋1匹の青春家。お母さんの秀子は長男・ﾘｮｰﾏと長女・桃子のいたずらに手をやいていた。叱られまいと逃げ出したﾘｮｰﾏと桃子だが、友達の切原くんの家でも騒ぎを起こしてしまう。
「続・ゆかいなﾃﾆﾌﾟﾘ一家」
　ﾘｮｰﾏのいたずらが原因で、浮気をしたと誤解された貞治父さん。秀子に脅され、ﾃﾞﾊﾟｰﾄで買い物をさせられるﾊﾒに…。ところが、ﾃﾞﾊﾟｰﾄではﾘｮｰﾏと桃子がまたまた大暴れする。

製作年度：2001

第129話　脚本：坂井史世／演出：森 義博／絵コンテ：斗万旦一／作画監督：高橋成之
第130話　脚本：志茂文彦／演出・絵コンテ：田中 一／作画監督：浜森理宏
第131話　脚本：時村 尚／演出：山本秀世／絵コンテ：斗万旦一／作画監督：佐藤多恵子
第132話 「ゆかいなテニプリ一家」 脚本：影山由美／演出・絵コンテ：松澤建一／作画監督：窪 敏
　　　　　　 「続・ゆかいなテニプリ一家」 脚本：影山由美／演出・絵コンテ：松澤建一／作画監督：飯塚晴子

原作：許斐 剛（集英社『週刊少年ジャンプ』連載）／企画：岩田圭介（テレビ東京）、松下洋子／シリーズ構成：前川淳／キャラクターデザイン・総作画監督：石井明治／美術監督：川井 憲／音響監督：平光琢也／音楽：渡部チェル／アニメーション制作：トランス・アーツ／アニメーション制作協力：Production I.G／監督：浜名孝行／製作：テレビ東京、ＮＡＳ　他

越前リョーマ：皆川純子／手塚国光：置鮎龍太郎／大石秀一郎：近藤孝行／乾 貞治：津田健次郎／不二周助：甲斐田ゆき／菊丸英二：高橋広樹／河村 隆：川本 成／海堂 薫：喜安浩平／桃城 武：小野坂昌也／越前南次郎：松山鷹志／竜崎スミレ：尾小平志津香／ハンナ・エッシェンハイマー：松本梨香／切原赤也：森久保祥太郎／柳 蓮二：竹本英史　他