白熱する青学（せいがく）VS氷帝戦！
跡部の美技が、リョーマの潜在能力が、コート上で炸裂する――!!
「真田・・・苦労をかける」

【4話収録】
■第113話「麗しの跡部」
　氷帝との練習試合もいよいよ終盤戦。海堂VS芥川、リョーマVS跡部が始まった。キレのいいブーメランスネイクを決め、その迫力で寝ぼけた芥川を目覚めさせる海堂。しかし、覚醒した芥川は得意のボレーを自在に使い分け、逆に海堂が翻弄されてしまう。一方、リョーマと対戦する跡部は、相手の実力を見極めるかのように「破滅への輪舞曲」を放つ。弾き飛ばされるリョーマのラケット。跡部の実力は、関東大会の時よりも確実にアップしていた。
■第114話「リョーマがゆく！」
　繰り返される「破滅への輪舞曲」をなんとかリターンしようとするリョーマ。すでに手首には相当のダメージを受けていた。それを見逃さない跡部は、ゲームカウント6-5でリードを奪うと、リョーマの手首が限界に来ていることを理由に試合終了を告げる。しかし、気が納まらないリョーマは、跡部を挑発して試合を続行させる。今まで以上に威力が増していくリョーマの打球。跡部はリョーマの計り知れない潜在能力に、プレッシャーを感じていた。
■第115話「てにぷり」＜※第115話は特別編。「テニスの王子様」チビキャラによるオリジナルストーリー。＞
　「男だらけの野球大会」
　青学レギュラー陣VS他校オールスターによる野球大会が始まった。試合は跡部による始球式でスタート！ 攻守共に引けをとらない両チーム。そこへ青学（せいがく）キャプテンの手塚が遅れて駆けつけた。
　「荒野の王子様」
　アメリカ西部の町。大地主ドン・アトーベのもとへ「お尋ね者の二丁拳銃ガンマン」が来るとの知らせが入る。そして、酒場に現れたのは男を捜す謎の女と、二丁の拳銃を腰に下げたリョーマだった…。
■第116話「真田と幸村」
　合宿から帰ってきた青学レギュラー陣。その足で不二、桃城、リョーマは杏と共に橘の見舞いに向かう。橘のいる病院には、立海大テニス部の部長・幸村精市も病気で入院していた。幸村は見舞いに訪れた真田に、自分の手術の成功率が低いことを告げる。一方、橘の病室で切原と鉢合わせた不二と桃城は、挑発されて一触即発の状態に…。その頃、病院を出た真田はリョーマと偶然出会う。リョーマは以前のリベンジをしようと、試合を申し出るが…。

製作年度：2001

第113話　脚本：前川 淳／演出：伊達将利／絵コンテ：斗万旦一／作画監督：伊達秀樹
第114話　脚本：前川 淳／演出：森 義博／絵コンテ：吉永尚之／作画監督：荒木弥緒
第115話 「男だらけの野球大会」 脚本：高橋ナツコ／演出・絵コンテ：松澤建一／作画監督：窪 敏
　　　　　　 「荒野の王子様」 脚本：高橋ナツコ／演出・絵コンテ：松澤建一／作画監督：及川博史
第116話　脚本：坂井史世／演出：森 義博／絵コンテ：浜名孝行／作画監督：飯塚晴子

原作：許斐 剛（集英社『週刊少年ジャンプ』連載）／企画：岩田圭介（テレビ東京）、松下洋子／シリーズ構成：前川 淳／キャラクターデザイン・総作画監督：石井明治／美術監督：川井 憲／音響監督：平光琢也／音楽：渡部チェル／アニメーション制作：トランス・アーツ／アニメーション制作協力：Production I.G／監督：浜名孝行／製作：テレビ東京、ＮＡＳ　他

越前リョーマ：皆川純子／手塚国光：置鮎龍太郎／大石秀一郎：近藤孝行／乾 貞治：津田健次郎／不二周助：甲斐田ゆき／菊丸英二：高橋広樹／河村 隆：川本 成／海堂 薫：喜安浩平／桃城 武：小野坂昌也／跡部景吾：諏訪部順一／忍足侑士：木内秀信／芥川慈郎：上田祐司／真田弦一郎：楠 大典／幸村精市：永井幸子／切原赤也：森久保祥太郎　他