青学（せいがく）VS氷帝の練習試合、遂に実現！　“ひぐま落とし”対決を制するのは不二か、忍足か・・・？！
「ウチに負けてるようじゃ立海大には勝てないぜ」

【4話収録】
■第109話「テニス・バイアスロン」
　合宿の成果により、青学(せいがく)レギュラー陣は早くもパワーアップを見せていた。そんな彼らに用意されたのはスペシャルメニューの「テニス・バイアスロン」。スピード、コントロール、パワーを競うポイントをクリアしながら走る山道レースだった。負けず嫌いな集団は先を争いつつも、確実にポイントをクリアしていく。一方、トレーニングを大石に任せたスミレは最後の仕上げの準備のため、ある場所へと向かう。そこは氷帝学園の跡部の別荘だった。
■第110話「翔べ！樺地」
　青学(せいがく)レギュラー陣に用意された合宿の仕上げ。それは跡部家別荘で自主練習していた氷帝レギュラー陣との試合だった。ワンセットマッチのシングルス戦。くじ引きで最初の対戦は菊丸VS樺地、乾VS日吉に決まった。パワーでは圧倒的に不利な菊丸は、樺地にリードを許しながらも得意のダッシュで反撃。しかし、跡部の合図と同時に、樺地は菊丸の技をコピーしたアクロバティックプレイを見せる。同じスタイルでリターンされ、苦戦する菊丸だが…。
■第111話「元祖天才・不二周助」
　次の試合では、それぞれに「天才」の異名を持つ不二と忍足の顔合わせになった。計算し尽くしたプレイの忍足は、不二の動きもすべて読みきっていた。本気でいかなければ勝てないと判断した不二は「ヒグマ落とし」を決める。だが「ヒグマ落とし」は、忍足の得意技でもあった。一方、宍戸と対戦していた大石は、１ゲームも取れずにリードを許してしまう。それでも必死になって、ボールに食らいつく大石。その粘り強さこそが、合宿の成果だった。
■第112話「波動球VSスカッドサーブ」
　河村との試合で、以前より球威が増したスカッドサーブを決める鳳。サービスゲームをキープされた河村は次のゲームを波動球で制し、同点に追いつく。桃城と向日の試合は、完全に向日のペースに持ちこまれていた。ダンクスマッシュを次々と返され、追いつめられる桃城だが…。一方、河村は鳳の弱点であるコントロールの甘さを利用しようとするが、それはすでに宍戸との特訓で克服されていた。残る手段は「ダッシュ波動球」による反撃だった。

製作年度：2001

第109話　脚本：前川 淳／演出：松澤建一／絵コンテ：山田健学／作画監督：浜森理宏
第110話　脚本：坂井史世／演出・絵コンテ：森 義博／作画監督：飯塚晴子
第111話　脚本：影山由美／演出：山﨑浩司／絵コンテ：浜名孝行／作画監督：しまだひであき
第112話　脚本：志茂文彦／演出・絵コンテ：ひいろゆきな／作画監督：石井明治

原作：許斐 剛（集英社『週刊少年ジャンプ』連載）／企画：岩田圭介（テレビ東京）、松下洋子／シリーズ構成：前川 淳／キャラクターデザイン・総作画監督：石井明治／美術監督：川井 憲／音響監督：平光琢也／音楽：渡部チェル／アニメーション制作：トランス・アーツ／アニメーション制作協力：Production I.G／監督：浜名孝行／製作：テレビ東京、ＮＡＳ　他

越前リョーマ：皆川純子／大石秀一郎：近藤孝行／乾 貞治：津田健次郎／不二周助：甲斐田ゆき／菊丸英二：高橋広樹／河村 隆：川本 成／海堂 薫：喜安浩平／桃城 武：小野坂昌也／跡部景吾：諏訪部順一／忍足侑士：木内秀信／向日岳人：保志総一朗／宍戸 亮：楠田敏之／樺地宗弘：鶴岡 聡／鳳 長太郎：浪川大輔　他