いよいよ始まる関東大会！迫りくる強豪・氷帝学園に立ち向かう精鋭・青春学園の運命は!?
自分たちの力を信じよう

【4話収録】
■第53話「帰ってきた桃」
　部を無断欠席し、ストリートテニスに参加していた桃城。橘杏を誘って試合をするが、桃城の手加減したプレイに、杏は腹をたてる。相手の力量を、見かけで判断してしまう。それが自分の欠点だと気づいたとき、桃城の心にあった焦燥感が消えていた。そこへ、氷帝学園のレギュラー陣とリョーマが現れる。リョーマと桃城は、関東大会でライバルとなる跡部たちと、静かに火花を散らす。翌日、手塚の前には、部に帰ってきた桃城の姿があった…。
■第54話「薫の特訓」
　関東大会の組み合わせ抽選会が行なわれた。シードに決まっていた青学(せいがく)の相手は、なんと氷帝。強豪同士のいきなりの対戦に、会場は騒然となる。対戦相手が決まったことで、練習にも熱が入る青学(せいがく)レギュラー陣。桃城は氷帝メンバーの情報収集で、バックアップに回る。一方、海堂は部活後も、河原でトレーニングをしていた。ブーメランスネイクを確実なものにしようと躍起になる海堂。そこへ乾が現れ、海堂にトレーニングのアドバイスをする…。
■第55話「迫りくる氷帝」
　関東大会初日、大石が会場に遅れるというハプニングが起きた。妊婦を助けて病院にいると聞き、急いで桃城が駆けつけるが、大石は右腕を怪我していた。大石から託されたレギュラージャージを手に、会場へ戻る桃城。初戦のダブルス２には菊丸・桃城ペアが出場することになり、リョーマは補欠となった。菊丸・桃城ペアの相手は忍足・向日ペア。急造ながらも息の合った菊丸・桃城ペアの前で、向日は菊丸以上のアクロバティックプレイを見せる。
■第56話「3人のダブルス」
　向日のアクロバティックプレイに翻弄される菊丸。大石の不在も大きく影響していた。桃城のダンクスマッシュも忍足の「ヒグマ落とし」で返され、試合は氷帝ペースに…。あきらめかけた菊丸を救ったのは、かつての大石の言葉だった――「オレたちの力を信じよう！」。落ちつきと笑顔を取り戻した菊丸は、桃城との完璧なコンビネーションで、一気に反撃していく。いつもとは逆のサポートという立場が、菊丸をプレイヤーとして成長させていた。

製作年度：2001

第53話　脚本：時村 尚／演出：森 義博／絵コンテ：山田健学／作画監督：高橋成之
第54話　脚本：吉村元希／演出：江島泰男／絵コンテ：吉永尚之／作画監督：安徳征法
第55話　脚本：志茂文彦／演出：多田俊介／絵コンテ：浜名孝行／作画監督：佐藤陽子
第56話　脚本：吉村元希／演出・絵コンテ：伊藤真朱／作画監督：浜森理宏

原作：許斐 剛（集英社「週刊少年ジャンプ」連載）／企画：岩田圭介（テレビ東京）、杉山 豊／シリーズ構成：十川誠志／キャラクターデザイン・総作画監督：石井明治／美術監督：川井 憲／音響監督：平光琢也／音楽：渡部チェル／アニメーション制作：トランス・アーツ／アニメーション制作協力：Production I.G／監督：浜名孝行／製作：テレビ東京、ＮＡＳ　他

越前リョーマ：皆川純子／手塚国光：置鮎龍太郎／大石秀一郎：近藤孝行／乾 貞治：津田健次郎／菊丸英二：高橋広樹／不二周助：甲斐田ゆき／河村 隆：川本 成／桃城 武：小野坂昌也／海堂 薫：喜安浩平／竜崎桜乃：高橋美佳子／竜崎スミレ：尾小平志津香／跡部景吾：諏訪部順一／忍足侑士：木内秀信／向日岳人：保志総一朗　他