校内ランキング戦、スタート！乾の至高のデータテニスに、手塚の伝家の宝刀が今――!!
これがオレたち、青学の部長、手塚国光だよ・・・

【4話収録】
■第49話「異種格闘戦」
　立海大付属中の切原赤也が、バスを乗り過ごして降りた場所。そこは青学(せいがく)の校門前だった。早速、テニス部の偵察に向かう切原。しかし、大胆にも手塚との試合を申し出たことで、騒動を巻き起こす。一方、掃除当番のリョーマは、因縁をつけてきたバスケ部の上級生と、フリースロー対決をすることになった。ホウキでテニスボールを打ち、次々とシュートするリョーマ。相手が外した最後の勝負、リョーマは桃城に渡されたラケットでシュートを決める。
■第50話「青学(せいがく)名物！」
　関東大会のレギュラーを決めるため、恒例の校内ランキング戦が始まった。それぞれに気合いを入れる青学(せいがく)メンバーの中で、静かに闘志を燃やす乾。手塚・乾・桃城の３人が顔をそろえたAブロックは、激戦を予感させた。順当に勝ち上がっていく、都大会のレギュラー陣。しかし、レギュラー入りを決めたリョーマたちがAブロックのコートを見ると、そこには乾に敗北した桃城の姿があった。乾は、誰もが驚くほどの強さを身につけていた…。
■第51話「乾の挑戦」
　手塚と乾の対戦。すでに両者のレギュラー入りは決まっていたが、乾は気迫のプレイで、手塚と互角に渡り合う。より精密なデータテニスに、体力的なパワーアップを加えた強さ。乾はマネージャーとしてレギュラー陣をバックアップする一方で、自らにも磨きをかけていたのだ。入部以来、手塚への勝利に燃えていた乾。その執念と、前回のリョーマへの敗北が、乾を進化させていた。追いつめられたかに見えた手塚。しかし、ついに反撃が始まる…。
■第52話「青学(せいがく)最大の危機」
　乾を圧倒する手塚。青学(せいがく)メンバーは改めて、手塚の強さを目の当たりにした。ランキング戦終了後、レギュラー落ちした桃城は部へ来なくなる。心配する堀尾たちをよそに、無関心のリョーマ。それでも、屋上から見かけた桃城の姿に、リョーマはどこかホッとしていた。一方、部内では桃城を心配する大石が、神経を尖らせていた。そのことを菊丸がちゃかしたため、二人は大ゲンカ。青学(せいがく)テニス部は、かつてない不穏な空気に包まれてしまう…。

製作年度：2001

第49話　脚本：十川誠志／演出・絵コンテ：伊藤真朱／作画監督：浜森理宏
第50話　脚本：十川誠志／演出・絵コンテ：斗万旦一／作画監督：青野厚司
第51話　脚本：冨岡淳広／演出・絵コンテ：高橋幸雄／作画監督：窪 敏
第52話　脚本：志茂文彦／演出・絵コンテ：よこた 和／作画監督：薄谷栄之

原作：許斐 剛（集英社「週刊少年ジャンプ」連載）／企画：岩田圭介（テレビ東京）、杉山 豊／シリーズ構成：十川誠志／キャラクターデザイン・総作画監督：石井明治／美術監督：川井 憲／音響監督：平光琢也／音楽：渡部チェル／アニメーション制作：トランス・アーツ／アニメーション制作協力：Production I.G／監督：浜名孝行／製作：テレビ東京、ＮＡＳ　他

越前リョーマ：皆川純子／手塚国光：置鮎龍太郎／大石秀一郎：近藤孝行／乾 貞治：津田健次郎／菊丸英二：高橋広樹／不二周助：甲斐田ゆき／河村 隆：川本 成／桃城 武：小野坂昌也／海堂 薫：喜安浩平／竜崎桜乃：高橋美佳子／竜崎スミレ：尾小平志津香／井上 守：郷田ほづみ／芝 砂織：並木のり子／切原赤也：森久保祥太郎　他