青学（せいがく）vs山吹中、様々な想いの中、都大会決勝がついに始まった!!
あんまりテニスをなめない方がいいよ。

【4話収録】
■第41話「波乱！」
　ついに都大会準決勝の日を迎えた。不動峰中は山吹中と対戦するが、神尾や伊武たちは実力を発揮できずにいた。彼らは試合直前、交通事故に巻きこまれていたのだ。部員たちの体を気づかい、棄権を決意した橘。亜久津は橘を野次り、そこに現れた青学(せいがく)レギュラー陣をも挑発する。一方、青学(せいがく)が対戦する銀華中のテニス部は、以前リョーマにボロ負けした連中だった。リョーマが青学(せいがく)レギュラーだと知った選手たちはビビってしまい、棄権を宣言する。
■第42話「狙われた大石」
　青学(せいがく)と山吹中の決勝戦は、不二・河村ペアの敗退で始まった。山吹中のマネージャー・壇は、青学(せいがく)１年レギュラーの噂を聞き、調査に奔走。偶然出会ったリョーマが、自分と同じ小柄な選手だと知って驚く。ダブルス１の大石・菊丸ペアの相手は、昨年大石が負けた南・東方ペア。南・東方ペアは大石を集中攻撃し、ダブルスのフォーメーションを崩そうとするが、大石の冷静な判断で形勢は逆転。菊丸との絶妙なコンビネーションで、勝利をつかむ！
■第43話「ラッキー千石」
　シングルス３の桃城対千石戦。桃城はのっけからダンクスマッシュを決め、ひたすら攻めていく。しかし、千石は逆にダンクスマッシュを決め返し、桃城を精神的に揺さぶる。必殺サーブ「虎砲」のスピードで、圧倒的な強さを見せる千石。その「虎砲」を見切り、ついにリターンする桃城。両者とも、巧みなプレイをする“くわせ者”だった。激しいラリーの応酬で、試合は互角に進んでいく。だが、桃城の左足は、すでにケイレンを起こしていた…。
■第44話「ジャックナイフ」
　右足１本でジャンプした桃城は、全力で「ジャックナイフ」を放つ。重い打球は千石のラケットを弾き飛ばす。ラリーはさらに白熱し、桃城の左足にも限界が近づく。そして、最後の瞬間……勝利の拳を突き上げていたのは桃城だった。青学(せいがく)の都大会制覇まで、あと１勝。その行方を決める、リョーマと亜久津の試合が始まろうとしていた。みんなの心配をよそに、いつもと変わらない様子のリョーマ。試合開始早々、先に仕掛けたのはリョーマだった…。

製作年度：2001

第41話　脚本：時村 尚／演出：土屋浩幸／絵コンテ：斗万旦一／作画監督：及川博史・荒木弥緒
第42話　脚本：十川誠志／演出・絵コンテ：斗万旦一／作画監督：薄谷栄之
第43話　脚本：時村 尚／演出：高島大輔／絵コンテ：若林漢二／作画監督：浜森理宏
第44話　脚本：志茂文彦／演出：森 義博／絵コンテ：竹本玉三／作画監督：青野厚司

原作：許斐 剛（集英社「週刊少年ジャンプ」連載）／企画：岩田圭介（テレビ東京）、杉山 豊／シリーズ構成：十川誠志／キャラクターデザイン・総作画監督：石井明治／美術監督：川井 憲／音響監督：平光琢也／音楽：渡部チェル／アニメーション制作：トランス・アーツ／アニメーション制作協力：Production I.G／監督：浜名孝行／製作：テレビ東京、ＮＡＳ　他

越前リョーマ：皆川純子／手塚国光：置鮎龍太郎／大石秀一郎：近藤孝行／乾 貞治：津田健次郎／菊丸英二：高橋広樹／不二周助：甲斐田ゆき／河村 隆：川本 成／桃城 武：小野坂昌也／海堂 薫：喜安浩平／竜崎桜乃：高橋美佳子／竜崎スミレ：尾小平志津香／越前南次郎：松山鷹志／亜久津 仁：佐々木 望／千石清純：鳥海浩輔　他