ついに！この対戦！！
リョーマの前に立ちはだかる壁とは…

【4話収録】
■第25話「青学(せいがく)最強の男＜前編＞」
　リョーマとの対戦許可をスミレに申し出る手塚。「今の越前のテニスは越前南次郎のコピーに過ぎない」…そう考える手塚は、自分と戦うことでリョーマ自身の力を目覚めさせようとしていた。そんな手塚を心配する大石。以前から関節を痛めていた手塚は、大石の叔父である医師の所へ通院し、完治の告知を受けたばかりだった。手塚がリョーマを呼び出したのは、ひと気のない高架下のコート。手塚は厳しい表情を見せ、リョーマに真剣勝負を挑む…！
■第26話「青学(せいがく)最強の男＜後編＞」
　対戦後、帰宅したリョーマは手塚との試合を思い出していた。リョーマにとって予想以上の強敵だった手塚。最後にドロップショットを決めた手塚は、リョーマに言い放つ――「越前！青学(せいがく)の柱になれ！」。手塚もまた、自分の腕を犠牲にしてでも本気で行かなければならない試合だったと感じていた。翌日、リョーマは南次郎を試合に誘う。リョーマの打球の違いに気づく南次郎。リョーマの心に、今までにない情熱が目覚めようとしていた…！
■第27話「カルピンの冒険」
　いつもの朝。あわてて登校していくリョーマのテニスバッグに、カルピンお気に入りのネコじゃらしが紛れこんでしまった。リョーマを追って、青学(せいがく)までやってきたカルピン。気ままに学園内を歩き回るが、その姿を授業中に見かけたリョーマは、カルピンのことが気になって仕方がない。事情を聞いた桃城は、リョーマに自転車を貸して捜しに行かせる。そんなリョーマの心配をよそに、部室へ現れたカルピン。偶然居合わせたのは海堂だった…。
■第28話「新レギュラー現る!?」
　都大会当日、リョーマは朝寝坊をしてしまった。10時までにエントリーしないと失格になるため、スミレは堀尾を代役に仕立てる。ところが、青学(せいがく)ジャージを着てゴキゲンな堀尾は、調子に乗って他校の生徒と試合をするハメに…。遅れてやってきたリョーマの登場で、なんとか救われる。一方、青学(せいがく)レギュラー陣は初戦から順調に勝ち進む。だが、そんな彼らを冷やかに見つめる人物がいた。聖ルドルフ学院中のデータプレイヤー・観月だった…。

製作年度：2001

第25話　脚本：十川誠志／演出：布施木一喜／絵コンテ：浜名孝行／作画監督：石井明治
第26話　脚本：十川誠志／演出：多田俊介／絵コンテ：浜名孝行／作画監督：入江健司
第27話　脚本：吉村元希／演出・絵コンテ：よこた和／作画監督：薄谷栄之
第28話　脚本：十川誠志／演出：高橋幸雄／絵コンテ：吉永尚之／作画監督：青野厚司

原作：許斐 剛（集英社「週刊少年ジャンプ」連載）／企画：岩田圭介（テレビ東京）、杉山 豊／シリーズ構成：十川誠志／キャラクターデザイン・総作画監督：石井明治／美術監督：川井 憲／音響監督：平光琢也／音楽：渡部チェル／アニメーション制作：トランス・アーツ／アニメーション制作協力：Production I.G／監督：浜名孝行／製作：テレビ東京、ＮＡＳ　他

越前リョーマ：皆川純子／手塚国光：置鮎龍太郎／大石秀一郎：近藤孝行／乾 貞治：津田健次郎／菊丸英二：高橋広樹／不二周助：甲斐田ゆき／河村 隆：川本 成／桃城 武：小野坂昌也／海堂 薫：喜安浩平／竜崎桜乃：高橋美佳子／竜崎スミレ：尾小平志津香／越前南次郎：松山鷹志／井上 守：郷田ほづみ／観月はじめ：石田 彰　他