【4話収録】
■第20話「危ない!!ポリアンナ」
　ペンデルトンはポリアンナに過去のいきさつを話す。ポリアンナの両親が駆け落ちしたこと、そのために自分とパレーが傷ついた日々を送ったことを…。ポリアンナはショックを受けるが、優しさを示してくれるようになったパレーを思うと、ペンデルトンの養女にはなれなかった。代わりにジミーを養子にしてもらえたらと考えたポリアンナは、ジミーの素性がわかる書類をもらいに孤児院へ向かう。その時、1台の車がポリアンナに迫る…！
■第21話「恐ろしい宣告」
　車にはねられてしまったポリアンナ。すぐに意識を取り戻すが、ジミーと共に帰る途中、突然足が動かなくなってしまう。パレーやナンシーたちが心配して見守る中、ウォーレン医師の診察が続けられる。しかし、足は一向に良くならなかった。ウォーレン医師は専門医のミード医師をニューヨークから呼ぶ。ミード医師の診断は、二度と歩くことはできないという残酷なものだった。そして、その会話はポリアンナの耳にも入ってしまう…！
■第22話「足が動かない!!」
　残酷な宣告に泣き叫ぶポリアンナと、ショックで失神してしまったパレー。ポリアンナはナンシーの励ましで一度は希望を取り戻すが、ビクとも動かない自分の足にショックを受けて、さらに絶望的になってしまう。そんなポリアンナの姿に、なすすべもなく悲しむパレー。一方、ジミーもまた、事故の原因が自分にあると思い苦しんでいた。パレーはプリズムやごちそうでポリアンナを元気づけようとするが、ポリアンナは激しく拒絶する…。
■第23話「よかったが探せない！」
　ハリントン家を訪れたペンデルトン。互いにポリアンナを思うパレーとペンデルトンにはいつしか長い間のわだかまりが消えていた。ペンデルトンはポリアンナの願いを叶えるため、ジミーを養子にすると決意する。一方、ハリントン家にはポリアンナの容態を心配する街の人々が見舞いに詰めかけた。ポリアンナが人々に伝えた「よかった探し」のことを初めて知るパレー。パレーはポリアンナにこれまでの態度を詫び、抱きしめるのだった。

製作年度：1986

第20話　脚本：久貴千彩子／絵コンテ：杉村博美、楠葉宏三
第21話　脚本：久貴千彩子／絵コンテ：矢沢則夫
第22話　脚本：久貴千彩子／絵コンテ：杉村博美、楠葉宏三
第23話　脚本：久貴千彩子／絵コンテ：矢沢則夫

原作：エレナ・ホグマン・ポーター（「少女パレアナ」「パレアナの青春」より）／製作：本橋浩一／製作管理：高桑 充／企画：久保田栄一、佐藤昭司／音楽：小六禮次郎／キャラクターデザイン・作画監督：佐藤好春／美術監督：川井 憲／プロデューサー：石川泰平、中島順三／監督：楠葉宏三／制作：日本アニメーション、フジテレビ

ポリアンナ：堀江美都子／パレー：野沢雅子／ペンデルトン：銀河万丈／チルトン：田中秀幸／ジミー：山田栄子／ナンシー：潘 恵子／トム：緒方賢一／ナレーター：中西妙子