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2016.05.26 12:30UP

「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」氷川竜介コラム「超人探訪記」更新!第19回「変身時代劇と宿命のライバル」

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文:氷川竜介(アニメ特撮研究家)

 変身ブームの始祖『仮面ライダー』(71)は「娯楽時代劇の構造」を内包していた。バイクを駆るのは乗馬の延長だし、主役の強さをたっぷり見せるため雑魚の群れと立ち回りを行うのも、東映で長く培われてきたチャンバラ時代劇のスタイルだ。1972年4月に『変身忍者嵐』『快傑ライオン丸』と2本の変身時代劇が始まったのも自然な流れだった。

 前者は『仮面ライダー』と同じ石ノ森章太郎原作・東映製作でそのまま時代劇に移行したイメージがあったが、『ウルトラマンA』と同じ時間帯の放送で、大ヒットとまでは行かなかった。むしろ人気は『スペクトルマン』の後番組として始まった『快傑ライオン丸』に集中した。同作のピー・プロダクションは、第一次怪獣ブームの1967年ごろ『豹(ジャガー)マン』『豹(ひょう)マン』と2本のパイロットフィルムを製作している。「週刊少年マガジン」にも掲載されて放送直前まで行ったがキャンセルされた。同作のアイデアや設定を応用して、同じネコ科の超人として誕生したのが『ライオン丸』であった。

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