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佐藤元(椎葉アモウ役)&羽原信義監督がファンの質問に答えた!サンフェス2023『境界戦機』トークショー オフィシャルレポート到着!

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好評開催中のアニメファンのための夢の祭典「サンライズフェスティバル2023」において、1月15日(日)に東京・グランドシネマサンシャイン 池袋で『境界戦機』の上映会が実施されました

上映会では、『境界戦機』の3エピソードが上映されたほか、上映後にはトークショーを実施!監督の羽原信義さんと椎葉アモウ役の佐藤 元さんが登壇し、ファンからの質問に答えるなどアットホームでディープなイベントとなりました。

こちらのオフィシャルレポートが到着いたしました。

椎葉アモウ役・佐藤元&羽原監督がファンの質問に答えた!サンライズフェスティバル2023『境界線機』トークショー オフィシャルレポート到着!

オフィシャルレポート

1 月 9 日(月・祝)から始まった、バンダイナムコフィルムワークスの上映イベント「サンライズフェスティバル 2023」(サンフェス 2023)。1 月 15 日(日)にはグランドシネマサンシャイン 池袋で、『境界戦機』の第 1 話、第 24 話、第 25 話の 3 本が上映された。
上映後にはトークショーも実施され、ゲストとして監督の羽原信義さんと椎葉アモウ役の佐藤 元さんが登壇。司会は SUNRISE BEYOND の土森さんが務めた。


▲佐藤さんの深く熱い想いに、監督と会場は盛り上がっていく

今回、SUNRISE BEYOND 初のオリジナル作品『境界戦機』がサンフェスに初参加。サンフェス 2023 参加作品の中では『境界戦機』が最も若い作品ということで会場もフレッシュな雰囲気だ。来場者には本作のプラモデルを作ったことのある人はもちろん、Blu-ray BOX を購入したファンも多く、明るく元気な佐藤さんの登場に熱い視線が集まっていた。
トークコーナーは、事前に Twitter で募集した質問も交え、Q&A 形式で進行した。

Q.「自分だったら、これに乗りたかった!」という機体は?

佐藤
「ケンブ!」って言いたいんですけど、シオンが乗っていたレイキに乗りたかったです。空を飛びたかったんですよ。監督にずーっと言っていたんです。「ケンブに羽根生えませんか?」「ケンブ飛ばないっスかね?」って。でも、「飛ばないっス」と言われて......

羽原
僕はアジア軍の牛人(ニュウレン)です。コクピットが独特でバイク型、しかも背中についていて一番被弾しにくいという。生き残れる確率が高い機体なのでいいな~と思っています。

Q.『境界戦機』の舞台となった場所の思い出はありますか?


▲福山で買った牡蠣醤油が忘れられないという佐藤さん

佐藤
やっぱり監督と一緒に行かせていただいた福山(広島県)ですね。アニメの方にも(第 5 話で)登場しているんですが、お好み焼きが非常においしくて。お店の方にも「『境界戦機』見てます」とお声がけをいただいて、最後まで頑張ることができました。

土森
今年の 10 月には、またイベントで福山に行きたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

Q.本日上映した話で印象に残っているセリフやシーンは?

佐藤
僕はふたつあって、ひとつは「バルディッシュブレイカー」。ガイ役の藤原(夏海)さんと一緒にセリフを録るのですが、第 1 話の時は、一旦、マイクから外れて、「せーの」といって合わせて言っていたんです。でも、第 25 話ではしなかった。ふたりの呼吸で全部合ってしまったんです。2 クール 25 話分を相棒と一緒にやってきた絆の深さかなと感激しました。
それともうひとつ。これも第 25 話なのですが、アモウが「AI の方がよっぽど人間らしいじゃないか」と訴えるんです。この言葉って、結構現代に通じているなと感じました。たとえば人間である私たちは SNS の方で感情を出しやすいけど、対面では出しにくかったりとかしますよね。そんな部分に近いものがあるのでは?と考えさせられるセリフでした。

羽原
そこはシナリオ段階でも脚本の木村(暢)さんがすごく考えてくださって、もうこれしかないだろうなって感じで結論づけて、最終回に導く形に展開していった感じですね。第 25 話の「バルディッシュブレイカー」のところも一発 OKでしたね。

佐藤
僕はボールペンを持ちながらお芝居させていただくことが多いのですが、それを今回はコクピットにみたてて、ボールペンを縦にギュッと握って、横に持って動かしたりとかしてたんです。でも、最後のバルディッシュブレイカーを打つ時は、バチーンと後ろに放り投げてしまって。ガイ役の藤原さんが拾いに行ってくれるのですが、何度もバチンと後ろに投げてしまって、申し訳なかったです。

羽原
でも実際に映像の中でもグリップを離してガイを拾いに行くという話になってますから。
本当に、声のリンク感っていうのが、そのボールペンによって生まれたのかもしれないですね。


▲アモウとガイの演技に泣きそうになったという羽原信義監督

Q.一番好きなアモウのセリフは?

佐藤
いろいろあるんですけど、やはり、さっきの「AI の方がよっぽど人間らしいじゃないか」と「バルディッシュブレイカー」ですね。
せっかくなので、今やっていいですか?

ここで佐藤さんが、生声で「バルディッシュブレイカー」を披露し、会場からは大きな拍手が。

羽原
僕はアモウくんだったら、第 13 話でゴーストと戦ってる時にガシンに向かって言う「誰かのために」というセリフ。このアモウくんの優しさがこの作品のキモだなと僕は思っています。第 2 部のキービジュアルのキャッチフレーズにも使っています。このセリフをアフレコ現場で聞いた時、「あっ、この人がアモウでよかったな」と再認識しました。

佐藤
あと、シーンとして残っているのは第 17 話かな。
アモウがトライヴェクタに拾われて子供たちの面倒を見ていたとき、初めて人を撃ってしまうシーンです。
僕、前日から怖くて寝られなかったんですよ。人を殺すって恐怖がすごく強くて。ペンや台本も落としてしまうほど入り込んでしまって。震えも止まらないし、ちょっと止めてもらったりしたんですよね。外出た時にはもう「うっ」となってしまって、ガイ役の藤原さんに「大丈夫、大丈夫だからね」と背中をさすってもらいました。

羽原
実は AIのガイがですね、アモウに向かって「俺に体があったら背中をさすってやるのによ~」というセリフがあったんです。それが目の前でリアルに行われてて、感動しました。

Q.佐藤さんは役作りで工夫されたことはありますか?

佐藤
僕自身、バイトやボランティアで福祉施設の子供たちのリアルな現状の厳しさを見てきていました。そういうのを含めた現実をアモウくんに納めてみた時に、すごく現実主義で冷たい人間が出来上がってしまったんです。でも最初はそれでいいと思ったんですね。そこを多分、解いてくれるのがいろんな仲間であったり、それこそガイであると。それを通して、僕自身の心も紐解いていこうということを意識してやっていました。一緒に成長しよう、一緒に進んでいこう。(画面の中の)アモウくんをひとりにしないというのをとにかく意識させていただきました。

Q.当初の予定と扱いが変わったキャラクターはいますか?

羽原
最終回はそれまでに会ってきた人に再会しながら、アモウくんが帰って行くというのは当初から決まっていたんです。ですが、誰をチョイスするかとなった時、第 2 話に登場したおじいさんおばあさんのところなんですが、アモウくんはあそこに友達を連れて行く前にきっとひとりで 1 回寄っているはずだと僕は思っているんです。細かいですが、そういったちょっとした部分が当初の設定から変わったかなという感じです。

Q.『境界戦機』の世界では、戦車、戦闘機はすべて AMAIM(アメイン)に変わり、引退したんでしょうか?

羽原
多分、残っていると思います。市街戦とかに特化しているのが AMAIM(アメイン)なので活躍は目立っているとは思いますが、おそらく、旧軍機として運用はされていると思います。

そのほか、印象深かったキャストの思い出や AI の人格についてなど楽しいエピソードに会場のファンも興味津々。続いて、プラモデルシリーズ新商品の紹介コーナーでは、公式外伝『境界戦機 フロストフラワー』に登場した「メイレスビャクチ」のカスタム機体のプラモデル「HG 1/72 メイレスビャクチ (ドリル&クローアーム)」(2023 年 2 月 18 日発売予定)と、第 18 話で登場した「HG 1/72 ブレイディフォックス(TYPE G)」(2023 年3月発売予定)の 2 アイテムが紹介された。ここでは羽原監督と佐藤さんが漢の夢(?)である「ドリル」で盛り上がり、戦ったり、ガイとアレクセイが一緒に飲んだりする展開を妄想し、ぜひ OVA 化をしてほしい!と盛り上がっていた。『境界戦機』のプラモデルは続々展開が続くということで、今後の展開に期待が高まった。


▲羽原監督がドリルとクローに大興奮のメイレスビャクチ (ドリル&クローアーム)


▲ゴーストの力を試験運用した強化機体ブレイディフォックス(TYPE G)

最後にゲストからコメントがあり、熱気に包まれたトークショーは幕を閉じた。

佐藤
彼らの人生はまだまだ続いています。まだ日本という国が完全に取り返せたというわけではありません。いつか機会がありましたら、アモウくんに戻って、その先の物語を見ていきたいなと思います。これからも『境界戦機』の応援をよろしくお願いいたします。

羽原
まだ(作中の)日本の各地で戦っている人もいると思います。
個人的には、この『境界戦機』をいろんな監督に作っていただきたいという希望があります。いろんな場所でまた違ったテイストの境界戦機がたくさん展開できたら、すごく嬉しいなと思ってます。


▲このあと別会場で Blu-ray-BOX 購入者に羽原監督のサイン会も実施され、『境界戦機』の今後への期待が高まるイベントとなった。

なお、サンフェス 2023 の開催を記念して、『境界戦機』のミストグラフが発売決定!
椎葉アモウとケンブが描かれた美麗ビジュアルを木製の額縁に納めた高級感あふれるアイテムとなっている。アニメイト店舗、アニメイト通販、ムービック通販、全国アニメショップなどにて 2 月 26 日(日)まで好評予約受付中なので、ぜひともチェックして欲しい。

■「境界戦機」ミストグラフ
本体価格:22,000 円(税込) ※別途送料
サイズ:イラスト A4 サイズ/額装約 39.6×30.5cm
材質:額木製/イラスト紙製/ミストグラフ印刷

詳細は、サンライズフェスティバル公式サイトをご覧ください。

サンライズフェスティバル 2023『境界戦機』
[開催日]2023 年 1 月 15 日(日)
[会場]グランドシネマサンシャイン 池袋
[ゲスト]監督:羽原信義、椎葉アモウ役:佐藤 元

「サンライズフェスティバル」は、株式会社サンライズ(現:株式会社バンダイナムコフィルムワークス)が、映画館とタッグを組んで 2010 年から毎年開催してきた上映イベントです。
アニメーションを中心としたオリジナル IP(Intellectual Property=キャラクターなどの知的財産)を 40 年以上にわたり創出し続けてきた株式会社サンライズと、株式会社バンダイナムコピクチャーズ(2015 年に当社より分社)が持つ潤沢な IP の中から、周年作品を中心に人気タイトルを連日上映し、トークショーを織り交ぜた内容で多くの方にご来場いただいて参りました。
2022年、サンライズはバンダイナムコフィルムワークスへと社名を新たにしましたが、「サンライズフェスティバル」は名称を変更することなく継続致します。そこには、ファンの方々にご愛顧いただいている“サンライズ”の名を冠することで、これからもより強く作品に親しみをもっていただきたい、という願いが込められています。

■作品関連情報
『境界戦機 Blu-ray BOX』

全 25 話収録の他、Blu-ray BOX でしか手に入らないHG 1/72 メイレスケンブ斬 プロテクティブコーティング ver.をはじめ、豪華特典が満載!
アニメイト池袋本店にて数量限定で販売中!
●価格 33,000 円(税 10%込)
●販売店舗 アニメイト池袋本店

『HG 1/72 メイレスビャクチ(ドリル&クローアーム)』
「境界戦機 フロストフラワー」に登場したカスタム機体が HG で登場。
大型のドリルアームはドリル部分の 3 か所が可動するほか、クローアームも先端部分はシリンダーパーツと連動し、個別に大きく可動!
●価格 2,640 円(税 10%込)
●発売日 2023 年 2 月 18 日

『HG 1/72 ブレイディフォックス(TYPE G)』
アニメ第 2 部に登場した「ブレイディフォックス」の強化機体「TYPE G」が HG で登場。
ゴーストの力を試験運用した強化機体のダークなカラーリングを再現。
大型シールドやレーザー砲もダークなカラーリングとなっている。
●価格 2,750 円(税 10%込)
●発売日 2023 年 3 月


▼『サンライズフェスティバル2023』公式サイト
https://www.sunrise-inc.co.jp/sunfes/
▼『サンライズフェスティバル2023』公式Twitter
@sun_fes / 推奨ハッシュタグ: #sunfes

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